EP34 ページ35
貴「ち、違うよ//！！
前に桃っちと一緒に帰った時教えて貰ったの//！！
大輝と桃っちっのお家お隣さんなんでしょ？」
青「なんだ、そんな事までアイツ話したのか？
ああ。アイツとはくされ縁で高校まで一緒になっちまった。
昔からアイツ、何かとうっせーんだよ」
貴「幼馴染っていいな…。私、そういう人いないから羨ましい…」
青「別にいいもんじゃねーよ。
…まっAが幼馴染だったら嬉しかっただろーけどな//」
貴「//。ありがとう。ホント……大輝は優しいね//」
〜Aのマンション前〜
貴「あっ！ここ！ここが私の家なの」
青「へぇー結構いいとこに住んでんじゃん。
(火神もここに住んでんのか)」
貴「そうかな？私ねここの３階に住んでるの。
送ってくれてありがとう。気をつけて帰ってね」
青「こんなヤローを襲う奴なんかいねーよ
………A。
ありがとな
(オレのこと追いかけてきてくれて。ホントは今日の試合勝ちたくなかったんじゃねーか？
だから試合後あんな顔してたんじゃねーのか？
オマエやっぱり…)」
貴「変なのー。私が送って貰ったのに。
大輝がお礼なんて言わなくていいんだよ」
青「変で悪かったな！
じゃあ明日学校でな」
貴「またね〜」
大輝はそのまま自分の家の方向へ戻って行った。
大輝…。もしかして気が付いちゃってた？
試合後の私の顔に。
ゴメンね。専属マネージャー失格だね…。
しっかり喜んであげたかった。
けど出来なかった。
私に。私にできるのは笑ってる事だけなのに……
これから先も大輝の試合を見る回数が増えて行く。
もう二度とあんな顔はしないよ。約束するね…？
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作者名：ochapy | 作成日時：2017年9月14日 22時
