EP2 ページ3
今日からこの桐皇学園バスケ部のマネージャー業が始まる。
緊張するなー。私運動苦手なんだけどな…
けど、決めたんだ。なんとか私も役に立ちたいって…。
そういえば、桃井さんも桐皇のバスケ部に入ったって噂聞いたなー。
桃井さんに声かけて一緒に行けば良かったー。
そんな事考えてたらあっという間に体育館到着。恐る恐る扉を開け…
貴「失礼します。今日から入りました1-Aの藤本Aです。」
桃「あー！貴方、同じクラスだよね？
うわー同じ部活だって知らなかった。
私桃井さつき。よろしくね。Aちゃんって呼んでもいい？」
貴「あっ。うん。よろしくね。も、桃っち」
桃「その呼び方…。
まさか……違うよね。ゴメンね、懐かしい呼ばれ方だったからつい。
うん、よろしくね。Aちゃんはバスケ経験者？」
貴「全くの素人で…中学の時も文化部だったの。」
桃「うんうん。文化部っぽいね。あっ。悪い意味じゃないよ汗。」
今「桃井ー。そろそろ俺が話してもええか？
キャプテンの今吉翔一や。よろしゅうな。
こんなべっぴんさん2人が入部してくれて、こちらもヤル気沸くわなー。
ほな、練習始めようかと思うんやけど
桃井ーアイツがまだ来てないんだわ。」
桃「…ホントだ。
今吉さん、すいません。
私、思い当たる所あるんで行って来ますね。Aちゃん、もうスポドリとタオルの準備はしてあるから今日は練習風景見てて。
私もすぐに戻れるようにするから」
貴「分かったー…
ってもう行っちゃった。桃っち足速い
…あの今吉さん。アイツって……」
今「なんや、藤本。
アイツの事知らないのか？
今年うちの桐皇学園はあの"キセキの世代"のエース 青峰大輝が入部したんやで」
貴「入部したのは知ってます。
けど、彼は練習には出ずに試合だけ出ると聞きましたが…」
今「まぁ、そうなんやけどな…」
若「今吉さん！！俺が今度ガツンと言ってやりますよ！！
あのクソガキに！」
桜「スイマセンスイマセン！！
自分同じクラスなのに連れて来れませんでした」
今「若松ーとりあえず落ち着けやー。
桜井も謝らなくてええで」
貴「あのーお二人は…？」
今「あーこいつらな。怒鳴りちらしたほうが2年の若松孝輔。
謝ってばかりが藤本と同じ1年の桜井良や。2人とも新しいマネージャーさんや。
仲良ーしてやってな」
若・桜「よろしくな/お願いします」
貴「よろしくお願いします。藤本Aです」
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作者名：ochapy | 作成日時：2017年9月14日 22時
