その前に。 ページ9
「そうですよね、
いくらなんでも買いすぎですよね・・・」と
うなだれるチャンミン。
これはなんとかフォローしなきゃと思い、
「１人では無理だけど
会社のみんなで頂いてもいいかな？
きっと皆こんなにあったら喜ぶと思うんだけど」と
少々こじつけっぽい事を言ってみる。
すると
「無理はしなくてもいいです・・・
適当に俺が配りますから・・・」とチャンミン。
「私が全部食べたいの！
チャンミンが良いって言うなら
今から全部開けて
おやつパーティーをしたいくらいだよっ！」と
私も負けじとフォローをする。
「んふっ！ おやつパーティーですか・・・」と
チャンミンは鼻で笑らった。
よし、これは行ける！
そう思った私は
「チャンミンが許可してくれたら
コーラーとかアイスとか買ってきて
もう、夜通しパーティーだよ！」
「許可しても良いですが、
そんな事したらますます丸くなりますよ？」と
ニヤリと笑うチャンミン。
どうやら少しは元気になったみたい。
「では許可が出たので
今日はおやつパーティー開催します！
でも、大人なのでちゃんと夕飯は食べます！」
CM「そうしてください。
で、そのパーティーには俺も
招待してくれるんですか？」
「もちろんです！
是非お越しください！
では夕飯を急いで作ります！
と、その前に・・・」
CM「その前に？」
「チャンミン着替えるよね？
嫌じゃなければその前に
体をタオルで拭こうか？」と聞いてみる。
なぜなら彼の着ている服を良く見たら
汗が乾いて塩がうっすら出来ていたので
早くさっぱりしたいだろうと思った。
私の提案に
「えっ？マシュがですか？」と驚くチャンミン。
そんなに驚くことではないと思うのだけど
ユノも同じ反応だったし
「嫌ならしないけど、リハで汗掻いたでしょ？
お風呂は立ってるの辛そうだし
タオルで拭けば少しはさっぱりするかなって」と
お伺いを立ててみた。
「確かにさっぱりはしたいですけど・・・
そこまでして貰っていいんですか？」と
ベッドに座ったまま上目遣いで
こちらを見るチャンミン。
なにこれ、ちょっと萌えるんですけど。
そんな気持ちは隠しつつ、
「うん、おばあちゃんが
ぎっくり腰をやったときもね、
そうしてあげたから経験はあるよ！
だからチャンミンが嫌でなければ。」と答えると
「いや、でもやっぱりそこまでは・・・」と
はっきりしないチャンミン。
つまりこれは
お願いしたいけど遠慮してるって事ですよね・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 259人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千衣(プロフ) - kawaetsuさんのペースでよろしくお願いします♪♪ (2019年9月27日 8時) (
レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - 千衣さん» コメントありがとう御座います！なるべく更新出来るように頑張りますね♪ (2019年9月26日 20時) (レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 毎回更新が楽しみな展開になってワクワクが止まらなーい♪ (2019年9月26日 7時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kawaetsu
| 作成日時：2019年8月4日 5時
