椅子を一脚。 ページ45
持ってきた洋服を整理して
並べる事を頼まれた私は
ヘアメイクさんや服飾担当の方達と作業をする。
「えぇ〜っと、セットリストはどこ〜？」
「デスクの上にあります！」
「ユノはこれにしようと思うけどどう？」
「それならチャンミンはコレがいいですかね？」と
スタッフさん達の話し合いが進み
廊下に急遽準備された長机にはセットになった
候補の洋服がずらりと並ぶ。
「あっという間にコーディネート出来てる・・・」
スタッフ「それが私たちの仕事ですからね(笑」
暫くするとユノ達がリハから戻ってきた。
YN「さすが服飾部！」
スタッフ「曲別に３着づつあるので
お２人で１着づつ選んでくださいね！」
CM「お勧めはありますか？」
スタッフ「そうですね〜」
衣装もあっという間に決まり、
「お２人、準備が出来たらメイク室へ
来てくださいね！」とメイクさんに言われた２人は
リハでの汗を流すためにシャワー室へと向かった。
さて、私も一旦休憩したら
また何かお手伝いを・・・と思っていたら
スマホが震えて相手は”ユノ”
「どうした？」
YN「あのさ、シャワー室に何か椅子を
持ってきて貰いたいんだけど」
「椅子？」
YN「ほらチャンミンにはあった方が良いかなって」
「そうだね！それじゃ今から持っていくよ！」
YN「よろしく〜」
私はスタッフさんに声をかけ
パイプ椅子を１脚借りてシャワー室へと急いだ。
「失礼しまーす」と声を掛けると
「こっちこっち！
わざわざごめんねぇ〜
チャンミン椅子持ってきて貰ったから
着替えるときに使って！」とユノ。
それを聞いたチャンミンが
「ん？なんですか？」と言いながら
シャワーブースから出てきた。
そこで私が目にしたものは・・・・
全裸でタオルを首に掛けたチャンミン。
私は慌てて「ごめん！」ととっさに謝り
彼に背を向けた。
「えっ？マシュ？？」とチャンミンも驚いている。
その様子をシャワーブースから聞いていたユノが
「あははは〜！チャンミン見られちゃったの？
Aも貴重なものが見れたね(笑」と言うので、
「そういう問題じゃねぇ〜です！」
「そういう問題じゃない！」と
チャンミンと私はハモる形で否定。
「と、にかくチャンミンごめんね！
椅子使ってね！」と私は足早にその場を後にした。
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千衣(プロフ) - kawaetsuさんのペースでよろしくお願いします♪♪ (2019年9月27日 8時) (
レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - 千衣さん» コメントありがとう御座います！なるべく更新出来るように頑張りますね♪ (2019年9月26日 20時) (レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 毎回更新が楽しみな展開になってワクワクが止まらなーい♪ (2019年9月26日 7時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2019年8月4日 5時
