失敗したって。その２ ページ30
「やっぱりファンには
誤魔化せませんね・・・」とチャンミン。
今晩の打ち合わせで明日は会場内のモニターで
チャンミンが怪我をした事と安全の確保の為
一部の演出や内容が変更になると
説明される事になっている。
「まぁ、それだけ皆が
東方神起を好きだって事だし、
明日には分かっちゃう事だしね〜
だからこそ無理とかしたら観に来た人は
逆にハラハラして楽しめないんじゃない？」
CM「なるほど・・・
そういう考え方もありますね・・・」
「だから無理はせずに失敗しても
それをどこかでフォローすればいいしね！
あっ、こんな考え方もあるよ！」
CM「なんですか？」
「こんな時しか見せられない
特別なライブをするって思うのは？」
CM「例えば？」
「この２日間はさ、
いつもよりトロッコだっけ？
沢山乗るでしょ？」
CM「そうですね。」
「それだって観に来た人には特別でしょ？
そういう所に重点を置いてみたら
いつもと違う特別なライブになるかもよ？」
CM「でも、それって不公平じゃないですか？
２日間だけ特別って・・・」
「私はそうは思わないな。
だってそもそもこの２日間に来る人達は
通常のライブが見れないんだよ？
それもこっちの都合ででしょ？
だから少しくらい特別だっていいと思うけどな」
CM「確かにそういう考え方もありますね・・・」
「とにかくチャンミンは
自分がその時に出来る事をすればいいと思うんだ！
それが例え失敗しても誰も責めないと思うよ？
むしろそんなスタッフが居たら私がぶっとばす！」
CM「ぶっとばすって・・・」
「それは冗談だけどそのくらいの気持ちではあるよ！
だから明日は無理せずに頑張ろう？」
CM「分かりました・・・」
「もし体調が辛くて皆に言いにくかったら
私に言ってくれればなんとかするから！
ライブ中はモニターに噛り付いて見てるよ！」
CM「マシュ・・・」
「あぁ、もう数時間で時松さん迎えに来ちゃう！
チャンミン少しでも寝て！」
CM「そうですね、マシュも寝てください。
リハで居眠りしてたら大声で起しますからね！」
「恥ずかしいからやめてっ！
それじゃお休みなさい。
プリンターありがとうね♪」
CM「おやすみなさい」
部屋に戻った私は資料を
ホッチキスで纏めて鞄へ仕舞った。
それにしてもチャンミンは
私が思っていたよりも今回の事で
ダメージを受けているっぽい。
これは明日にでもこっそり
ユノに伝えなきゃ・・・
そう思いながら私は眠りについた・・・
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千衣(プロフ) - kawaetsuさんのペースでよろしくお願いします♪♪ (2019年9月27日 8時) (
レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - 千衣さん» コメントありがとう御座います！なるべく更新出来るように頑張りますね♪ (2019年9月26日 20時) (レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 毎回更新が楽しみな展開になってワクワクが止まらなーい♪ (2019年9月26日 7時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2019年8月4日 5時
