幼馴染が人妻好きだから私の愚行を許してくれ【桂小太郎】

第21話 答え ページ22

「深く反省しています」



「言動が軽率過ぎました」



晋助に拳骨をくらい、銀時と共に土下座をした。


「で？お前の答えはなんだ？高杉」



「…この腐った世界を壊すためにAを使うつもりとか…」



「残念、不正解だ」




「馬鹿野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！」



小鳥遊が高笑いをして、俺達は晋助を攻めに攻めた。



「何ここで厨二病設定発揮してんだ！？」




「何時もそこまで厨二じゃなかったくせにな！！！！」



「俺達の行動と言動よりお前の言動の方が馬鹿だよ！！！！なんだよ世界を壊すって！！！！」



「あぁ……終わりだ…Aが…」




「確かに終わりだなあ？」



絶望していた所にまた絶望させる声が耳に浸透する。




「本当に、終わりだな？前原の純粋生活が終わっちまうもんな」



「お前…真逆Aと(自主規制)を…」



「ご名答、何時も強気で高貴な女が乱れる姿が気になるし自分自身溜まってたってのもあるからな」








最低な理由だ。溜まってるなら自分で弄ればいいでは無いか。何故いちいち女を使う。というかよく好きでもない女を抱けるものだ。


小鳥遊もモテるのだからそこら辺の女とやればいいだろうに。


そこで銀時が口を開いた。









「というかお前にAは抱かせねえ」




「そんなに前原だ大切か？ここまで来るとただの幼馴染っていう感情では表せないような気もしてきた」



「あ？俺はAを大切な幼馴染って思ってる。俺はな。



まあそんなのは関係ねえ…お前にAを抱かせない理由？そんなのひとつしかねーだろ？」





「Aだけ先に卒業されてたまるかああああああああ！！！！」









その3人の重なった声と共に響いた靴と廊下の擦れる音。




小鳥遊は笑っていた

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