覚悟と不安 ページ10
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「 じゃあ、私行ってくるね！ 」
早朝6時半、長期に渡る作戦に向けて荷物をまとめたリュックと大きめのバックを持ち玄関に立つ私。
そんな私を両親は心配そうに見つめていた
「 ほんとに大丈夫なの、A 」
「 嫌だったら行かなくたっていいんだぞ 」
小さい時から過保護な両親。私が珍しい個性の持ち主だからということもあり余計に心配だったのだらう。
「 だーいじょうぶ！そりゃ少しは不安だけど、
先輩たちが選んでくれたんだから頑張らないと！ 」
「 … そうね、Aは私たちの誇りよ 」
そう言ったお母さんは少し涙ぐんでいた。
一生の別れでもないのに大げさなんだから〜〜
「 いつでも電話、するんだぞ … うぅっ 」
「 お父さんが大泣きしてどうすんのよ〜〜 」
大号泣のお父さんに呆れたように笑う私とお母さん
でもこんなに私を想ってくれるあ母さんとお父さんが大好きだ。少し寂しいけど、2人のためにも頑張らないと。
そんな時、家のチャイムが鳴った。
こんな早くから誰だろう
「 ば、爆豪先輩！！！」
「 … おう 」
私と同じようにいくつもの荷物を持っている先輩が玄関の前に立っていた。もしかして、もしかして
迎えに来てくれたの！？
「 A、どなた？ 」
「 あ、あああの今回の作戦に一緒に参加する
2年生の先輩 … 」
やばい。お母さんには爆豪先輩のこと何回も話してるから名前が知れたらなに言われるか …
「 あら！それなら挨拶しなきゃ 」
「 お父さんからもさせてくれ … うぅっ 」
お父さんは早く泣き止んで。
んーここで無理に隠し通すのも怪しがられるし
さっさと済ませて学校に行こう。
「 爆豪先輩、私の親が挨拶したいって … 」
「 あぁ。俺もその気で来た 」
そう言い玄関に招き入れると爆豪先輩は私の両親に頭を下げた。いつもの死ね！！！クソ！！！なんて言ってる様子からは考えられないほど礼儀正しく。
「 雄英高校ヒーロー科2年の爆豪勝己です。今回の作戦への娘さんの参加を認めていただきありがとうございます 」
はあ、やばい。こんなところ見たら余計に好きになりそう。爆豪先輩を前にしてはIQ2なる私はそれしか考えられずにクラクラする頭を抑えるのに必死だった。
「 爆豪 … ああ！爆豪先輩ってAが好「 あー！！」
ほらお母さんそういうこと言う！！！
絶対言うと思った！！！！！
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以恋(プロフ) - 宙さん» お褒めの言葉ありがとうございます（ ; ; ）続編の方もぜひよろしくお願いいたします！ (2020年3月7日 9時) (
レス) id: 3b71a2a429 (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - 作者様爆豪の飴と鞭使い方すごくどストライク(´∇｀) (2020年3月4日 16時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - え、何この小説。妄想すると自然と口角上へと向かっていきますね。え、控えめに言って最高です！これからも頑張ってください！ (2020年3月4日 16時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
以恋(プロフ) - Omisoさん» うわああ（ ; ; ）素晴らしいなんてとんでもないです！嬉しいお言葉をありがとうございます！続編の方ただいま作成中ですので、今後ともよろしくお願いします！（ ; ; ） (2020年3月3日 10時) (レス) id: c92cf6abc6 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - 最後まで読みました！とても素敵な作品で物語の構成の素晴らしさに感嘆しました！！続編の方応援しています！ (2020年3月3日 0時) (レス) id: d4a65dd1ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：以恋 | 作成日時：2020年2月15日 3時
