平和な日常 ページ31
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あれから2日後。私の身体は無事に回復し、
退院することができた。
お母さんとお父さんが大泣きしながらお見舞いに来てくれたり、親友もわざわざこっちまで来てくれた。
感謝しなきゃなあ
「 3日間、お世話になりました 」
「 これからは無茶しないようにね 」
担当医の先生と、看護師さんに挨拶をし、駅へと向かう。3人の先輩たちと一緒に帰るために待ち合わせをしているんだ。
「 あ、Aちゃーん！！ 」
10分ほど歩けばすぐに見える大きな駅。
そこに先輩たちの姿があった。
私を見つけるやいなや手を振ってくる緑谷先輩に、
相変わらずリュックを掴まれている轟先輩。
と、勝己先輩は、なぜだか目を吊り上げ怒った表情でこちらに近づいてくる。
「 てめぇなに1人できてやがんだこのクソガキ！！！！！！！！！！！！！！！！！ 」
「 え、ええ … 」
「 なるべく1人は避けろってヒーローや担任からも言われてんだろうが！！！！！！！またヴィランに襲われたらどうするんだよ！！！！！！！！！！！ 」
ガミガミと私を説教する勝己先輩。
心配してくれたんだ。
そう思えば怒られていても自然と笑みが溢れてしまう
それも先輩にとっては気に食わないようで
「 なに笑ってんだぁ…？ 」
「 ひ、ご、ごめんなさい！！ 」
バチバチと掌から火花を散らし始めるから流石にやばいとすぐに謝る。チッ、と舌打ちをし不機嫌そうに私の荷物を奪い取り、代わりに私の手をぎゅっと掴めばずんずんと2人の先輩の元へと歩き出す
「 … 素直じゃないなあ 」
「 あぁ！？ 」
「 なんでもありません！ 」
bomb！！と小さな爆破が起こったので反射的にまた謝る。
「 癒入、もう大丈夫なのか 」
2人の先輩の元へ着けば、心配そうに私を見つめてくる轟先輩。勝己先輩と違ってどストレートだよなあ
「 はい！大丈夫です！この通り！ 」
そう言って隣に立つ緑谷先輩の頭をポンポンと撫でた
緑谷先輩はボッと顔をあからさまに赤らめるから
反応が可愛くて可愛くて。ついからかっちゃう
「 そうか、ならよかった 」
それを見てクスリ、と笑う轟先輩。
「 てんめぇ…このクソナードがぁぁぁ！！！！！ 」
「 え、え、ちょっとかっちゃん！ 」
緑谷先輩に飛びかかり怒鳴りつける勝己先輩と
それに怯えながら必死に抵抗する緑谷先輩。
ああ、私ここに戻ってこられてよかった
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以恋(プロフ) - 宙さん» お褒めの言葉ありがとうございます（ ; ; ）続編の方もぜひよろしくお願いいたします！ (2020年3月7日 9時) (
レス) id: 3b71a2a429 (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - 作者様爆豪の飴と鞭使い方すごくどストライク(´∇｀) (2020年3月4日 16時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - え、何この小説。妄想すると自然と口角上へと向かっていきますね。え、控えめに言って最高です！これからも頑張ってください！ (2020年3月4日 16時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
以恋(プロフ) - Omisoさん» うわああ（ ; ; ）素晴らしいなんてとんでもないです！嬉しいお言葉をありがとうございます！続編の方ただいま作成中ですので、今後ともよろしくお願いします！（ ; ; ） (2020年3月3日 10時) (レス) id: c92cf6abc6 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - 最後まで読みました！とても素敵な作品で物語の構成の素晴らしさに感嘆しました！！続編の方応援しています！ (2020年3月3日 0時) (レス) id: d4a65dd1ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：以恋 | 作成日時：2020年2月15日 3時
