お見舞い ページ30
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「 Aちゃん！！ 」
「 癒入 」
あの後いつの間にか眠っていた私。と、勝己先輩。
さっき目を覚ました時もしっかりと右手は握られていた。何度か酷い頭痛で目を覚ました時も、勝己先輩はその度に目を覚まして心配してくれた。
どこまで優しいんだろう
「 緑谷先輩に轟先輩わざわざ来てくれたんですね 」
「 当たり前だろ。見舞いに来るなん「 よかったあ〜〜〜 」
「 え、ちょ、」
がばっとベットに座る私に抱き付いてくる緑谷先輩。
まるでアニメのような勢いで涙を流している。
緑谷先輩が居なかったら私死んでたかもしれないんだ
「 大丈夫ですよ、もう2日もすれば退院できます 」
そう言い、緑色のふさふさした髪を優しく撫でる。
「 爆豪、病院だ。落ち着け 」
「 っ〜〜〜 … 」
後ろで火花を散らす勝己先輩を必死に宥める轟先輩。
それも察したかのようにハッと私から離れ
恥ずかしそうに笑う緑谷先輩。
「 ご、ごめんね！なんか元気な顔見たら安心しちゃってつい！ 」
「 謝らないでください。私のこと、助けてくれて本当にありがとうございます。緑谷先輩が居なかったら今頃ここに居られなかったかもしれません 」
「 え、へへ。ほんとに無事でよかった 」
微かに頬を赤らめていた先輩はとっても可愛かった。
未だにブチギレ寸前の勝己先輩を宥める轟先輩にも
声をかけ隣の椅子に座ってもらう。
「 私の意識のない間、ずっとヴィランと戦い続けてくれたと勝己先輩に聞きました。沢山の傷を負わせてしまって…ごめんなさい。それと、本当にありがとうございます 」
轟先輩の頬や腕にはいくつかの傷の跡や
包帯が巻かれていた。
本人はなんともなさそうな顔をしているけれど、
私のためにここまで戦ってくれたのだ。
感謝してもしきれない
「 いや、ヒーローとして当たり前だ。それより癒入の命が無事でよかった 」
「 はい！炎を使う轟先輩かっこよかったです 」
そう言い轟先輩の怪我に触れれば個性で治していく。軽い怪我だから病み上がりの私も難なく治すことができた。
「 … そうか。ありがとな 」
綺麗に元どおりになった腕や顔の傷を見れば
ぽん、と軽く髪を撫でて微笑んでくれる。
この先輩やっぱり面がいい
「 なに舐めプ野郎に見惚れてんだクソガキ！！！ 」
背後から殺気を感じた。
……… そんなこと言わなくたって、
私は勝己先輩が1番なのに
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以恋(プロフ) - 宙さん» お褒めの言葉ありがとうございます（ ; ; ）続編の方もぜひよろしくお願いいたします！ (2020年3月7日 9時) (
レス) id: 3b71a2a429 (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - 作者様爆豪の飴と鞭使い方すごくどストライク(´∇｀) (2020年3月4日 16時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - え、何この小説。妄想すると自然と口角上へと向かっていきますね。え、控えめに言って最高です！これからも頑張ってください！ (2020年3月4日 16時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
以恋(プロフ) - Omisoさん» うわああ（ ; ; ）素晴らしいなんてとんでもないです！嬉しいお言葉をありがとうございます！続編の方ただいま作成中ですので、今後ともよろしくお願いします！（ ; ; ） (2020年3月3日 10時) (レス) id: c92cf6abc6 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - 最後まで読みました！とても素敵な作品で物語の構成の素晴らしさに感嘆しました！！続編の方応援しています！ (2020年3月3日 0時) (レス) id: d4a65dd1ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：以恋 | 作成日時：2020年2月15日 3時
