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ギリギリ5分前に着きました。
何個かあるセキュリティをくぐって2人並んで最後のピンポンを鳴らす。
いやーロケマサには珍しいぐらい飛ばしたね。
渋滞にハマった時はもう終わったと思ったけど見事な運転技術で何とか凌げました。
さすがです。
カチャリとドアを開けて、急ぎ気味でリビングへ。
その途中トイレから出てきたまえっさんに会った。
｢お？2人同時に来たん？珍しいな笑｣
｢そうなんすよ、ギリギリ間に合ってよかったっす！｣
…まえっさんが鈍いというかアホでよかった。
こんな5分前とかに2人同着で来るわけないでしょよく考えたら。
他のメンバーには散々いじられることを覚悟して
加わったまえっさんと共にリビングへと続く扉を開ける。
当たり前っちゃ当たり前だけど既にもう全員が集合していた。
大体遅刻してくる名人すらもう髪のセットが終わっている。
｢遅くなりました。ごめんなさい｣
遅刻しても怒られない会社。
それが我社なので各自適当な返しで済ませてくれるけど…
何となく。
何となーく女の勘的には、ヒカルの視線が少し鋭かった。
いつも来た時みたいにチラッとだけこっちを見ておう、とは言ってくれたものの、その瞳の奥に刃物が光ったのが見えた気がした。
ロケマサと一緒に来たからだろうか。
昨日の会話はまだ、脳内に焼きついている。
『A。今日お前も映るけど大丈夫か』
考えていた相手に突然名を呼ばれると、体が不自然に反応してしまうものである。
ましてや昨日気まずくなってしまったヒカルだ。
｢大丈夫だよ｣
すると、ソファーに座ってたヒカルが腰を上げてあたしに近づいてきた。
何かされるのかと身構えたがさすがに皆が居る時には何もしないだろうと、心を無にする。
去り際ヒカルが呟いた。
『お前それロケマサの服やろ。こっち来い』
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яeu(プロフ) - セティさん» ありがとうございます。ものすごくモチベーションになりますm(_ _)m 頑張りますね！ (2021年3月29日 21時) (
レス) id: c91b141c55 (このIDを非表示/違反報告)
セティ(プロフ) - はじめまして。続き楽しみにしていますので、無理なく更新していただけたら嬉しいです。 (2021年3月29日 15時) (レス) id: 1fbb8090be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：яeu | 作成日時：2021年3月9日 21時
