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撮影でロケマサの家に来たことは何度かあるが、こうやってちゃんとプライベートでお邪魔するのは初めて。
部屋はそんなに散らかってないけど、机の上が素晴らしいことになっている。
一般的な男の人という感じだ。
｢あー散らかっててすいません笑 ソファーにでも座ってて下さい｣
｢全然全然、ありがとう｣
ちょっと片付けたくはなるけど、堪えてソファーに座らせてもらった。
触られたら嫌なものもあるかもしれないしさっきのヒカルの時みたいにならないようにね。
テーブルに何本かチューハイが置かれて、気の利くことにおつまみまで持ってきてくれる。
自分が食べたいだけかもしれないけど。
甘い酒としょっぱいおつまみなんてエンドレスで食べられるよね。
｢ありがとねえ｣
｢いえいえ、カンパイしましょ｣
正面に座れるスペースがなく、あたしの隣にロケマサが座る。
普段こんなに距離が近い事ないし、何だかさっきの光景を思い出しかけて慌ててストップさせた。
そもそもメンバーと2人というのが珍しい。
誰とも2人になる機会は今まで全くなかったし。
｢｢かんぱーい！｣｣
缶がコツンという音を鳴らして、それぞれの口へ流し込まれていく。
炭酸は喉が焼けつきそうで元々苦手だったけどだからといって苦い酒も飲めなくて、何とか克服した。
今ではこのしゅわしゅわした泡がまとわりつく感覚がとても好きになっている。
｢今日どうします？もう泊まります？｣
半分飲み干したぐらいにロケマサから話が振られた。
やっぱりチューハイよりおつまみが食べたいらしく、次々にスナック菓子へ手を伸ばす。
もう帰るのが面倒くさくなってきたあたしはこれまた歳下のお言葉に甘えて頷いた。
目の前の相手が男だとか、もう全く気にしていなかった。
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яeu(プロフ) - セティさん» ありがとうございます。ものすごくモチベーションになりますm(_ _)m 頑張りますね！ (2021年3月29日 21時) (
レス) id: c91b141c55 (このIDを非表示/違反報告)
セティ(プロフ) - はじめまして。続き楽しみにしていますので、無理なく更新していただけたら嬉しいです。 (2021年3月29日 15時) (レス) id: 1fbb8090be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：яeu | 作成日時：2021年3月9日 21時
