囚人が看守に恋をした 2

個人面談2 ページ25

ぺ｛まぁ、僕ら…フォーグナー刑務所とバッカニア刑務所でお世話になった…バッカニア…お世話になったんですよね？僕らも…｝

リ｛まぁ、俺はいないがな｝

ぺ｛それが何かちょっと記憶違いなんですけど、まぁ僕らはちょっと色々なお世話になったじゃないですか？｝

ぺ｛まぁ、ある意味信頼みたいなのがちょっとあるかも…しんないっていうか…｝

リ｛逃げたけどなお前らは｝

ぺ｛まぁ、ちょっと、厳格なリアム看守に相談があるんですけど…｝

リ｛何だ？｝

ぺ｛何かゴルゴン…さんが…何か僕は勿論そのやってないんですけど、取引を持ち掛けてる…ですよ｝

リ｛取引？｝

ぺ｛僕達を仲違いさせたいのか何だろう…｝

リ｛囚人に向かって取引をやってるっていうのか｝

ぺ｛まぁ、そうですね…何か…僕ら誰か陥れたらお前の分を回復してやるとか、願いを叶えてやるみたいな甘い取引を僕らに持ち掛けてきてて…』

リ｛なるほど…｝

ぺ｛これは知ってるんですか？リアム看守は…｝

リ｛いや、初耳だ｝

リ｛お前達がこの刑務所で最後の1人になった者が釈放されるというのもゴルゴン様の指示だからな、そんな例はない今まで｝

リ｛ということは最近の…囚人の事件はその取引に応じた者っていうことで、いいのか？｝

リ｛最近、ゴルゴン様のゴルゴン様と会った次の日ぐらいの段階で6番だな9番だのが何かしらで問題を起こしてるんだが、彼らの態度が悪いだけなのかそれとも｝

リ｛そういうことをやれと取引をしてるのかお前は何か知ってるか？｝

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