親子揃って降谷零を好きな件について。《 Second 》

Episode 94 ページ45

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蘭.蓮「『おかえり〜！/なさい！」』


『た…ｯただいま……ｯ////』

蘭「？どうかしたんですか？」

『いやぁ……//はははｯ…。』

あの後、零くんはそのまま撮り逃げをし、車を走らせ猛スピードで " 逃げた "

車の中でのやり取りの名残りと、改めて自分が零くんの彼女になったことと、蓮の顔をみて、本当にこの子のパパになってくれるかもしれないんだという現実感が押し寄せてきて、零くんの車が去った後に、恥ずかしくなってきてしまい…

顔真っ赤。

火照りを逃すことができずそのまま、毛利探偵事務所まで来ると、ただいま蘭ちゃんに尋問を受けております。



蘭「何かあったんですね！？」

『いや…ｯ//なに……も……
もう！蘭ちゃんてば！//何もないよ〜！！///』

(あ〜ｯ！もう！ニヤつきが止まらない〜ｯ！///)


ニヤニヤと顔が緩むのを押さえるかのように、顔を掌で隠す

蘭「Aさんｯ！！吐いてください！！
安室さんと何かあったんですよね！？」

『いｯ！！//
あ…ｯ…はいぃいいい……！！…///』



私は、蘭ちゃんの気迫に負け、先程まであった事を思わず洗いざらい吐いてしまった

さすが、毛利探偵の娘……


『……ということがありまして……
はぁ〜〜///どうしよう〜、蘭ちゃんｯ

これ現実なのかな…ｯ、それとも私まだ夢の中なの？？
安室さんから告白されるなんて、蓮のことも自分の息子のように察してくれてるし、私こんなに幸せになって、何か時間に巻き込まれたりしないかな？大丈夫かな？』


そんなことをつらつらと話していても蘭ちゃんの方からは返答は全くなく、不思議に思い彼女の方へと目線をやると、顔を赤くして、頬を押さえていた


そして、『蘭ちゃん……？』と呼ぼうと口を開いた瞬間、毛利探偵事務所周辺まで蘭ちゃんの声が響き渡った


蘭「ほんとですか！？きゃーーー！！！！おめでとうございます！！！」

『ひぇええ〜〜ｯ！///ありがとう〜〜〜！(泣)
やっぱり、夢じゃないよね？現実だよね？目の前にいる蘭ちゃんも現実だもんね？てことは現実よね？』


蘭「当たり前じゃないですか！！現実ですよ！！」

目の前にいる蘭ちゃんはキャキャ言いながら大興奮

私も、改めてきた興奮が冷めずに「あ"〜〜〜ｯｯ！！！！」なんて床に突っ伏していた

蓮は「ママ、おめーと？」とパチパチ手を叩いている


蘭「お互い好き同士でしたもんね、無事お付き合いできて本当によかったです。」



　

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