Episode 92 ページ43
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零「すまない、A…
都庁から呼び出しがかかった、すぐに行かなきゃいけない…」
『あ、うん!大丈夫だよ!
零くんも、忙しいのに私と一緒にいてくれてありがと!
お仕事頑張ってね!』
自身の前でグッ!と両手を使って握り拳を作る
すると、零くんはまんまるな目を見開いてちょっぴり頬を赤くした
すると、「はぁ〜//」と1つため息をつき顔を掌で覆った
私は、なに?というようにニコニコと頭にはてなマークを浮かべる
『そろそろ、行く?
風見さん、待ってるんだよね?』
零「そう、だな。」
ソファーに座っていた私は腰を上げ、床に落ちていたバックを拾い肩にかけた
零くんもハンガーにかけてあるジャケットを取り、バサッ!と羽織った
カシャッ!
零「……今撮ったか?」
『ずみばぜん…ッ!(泣)
ジャケットを羽織る姿があまりにもかっこよすぎてッ!!////
かっこよすぎませんかッ…?
ハイスペックすぎて私ついて行けてませんッ』
零「それは困るな、俺の隣をついてきてもらわなきゃ、お前は俺の恋人なんだからな。」
『はわぁ〜ッ!その言葉で、腰が砕けちゃいそうです〜ッ!』
はわわわッ!!///と顔を真っ赤にしながら両掌で頬を押さえる
『ふぇ〜』なんて変な声を出して心を落ち着かせようと、一足先に玄関へと向かいブーツに足を入れてチャックをあげる
立ち上がり、後ろを振り返ろうとした、その瞬間
私が振り返るのが早かったか、零くんが私の腕と腰を引き寄せるのが早かったか…
そんなのはわからない
一瞬の出来事で私は零くんの腕の中へ
そして、そのまま唇を奪われた
『……んんッ……… ///』
零「…ん………」
グッと逃がさない。とでも言うように腰を強く掴まれる
片手で私の腕を掴み自分の首へと回すよう促される
片手は零くんの首へ、私はもう片方の腕を自ら彼の首元へと回した
ぎゅっと抱きしめるようにキスをされる
10秒…20秒の短いキス…
チュッ…というリップ音を立てながら、お互いの唇が離れる
目を見合わせ、零くんは私に、私は零くんに抱きついた
零「腰…砕けたか?」
『勘弁してください〜//』
ぷしゅう〜と言う音に目を回す
そんな姿を見て笑ってる零くん
零「愛してる、A…」
『私も、大好き。』
数秒の時間だった
抱きしめていた腕を、スッと離し、零くんは私のおでこにチュッと1つキスを落とすと「行くか。」とスーツ用の靴を履いて私の背後からガチャリとドアノブを回した
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時