Episode 83 ページ34
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「で?あんたと?安室さん、どーゆー関係なのか教えて欲しいんだけど?」
『はぁ…かん…けい。』
こんにちは、こんばんは皆さま
人気度がとっても高くハイスペなかっこいい完璧紳士
安室さんと仲良くさせていただいているために、
現在、女子高生4人組に、囲まれています。
どこかで見たことのある顔だと思ったら、おそらくこの子達は先日、私と安室さんがポアロの店外事件の時、お店に来ていた女子高生組だと思う
今、怖い顔して私を睨み目の前にいる女の子は、1番安室さんにアピールしていた子のようだ
少し茶髪で毛先をカールさせたロングな髪の毛を耳下でツインテールにした可愛らしい女の子
ことの発端は30分前
私用で、蓮は保育園に預け、今日仕事をお休みさせてもらっていた私は、ポアロに寄る予定はないがたまたまその近くを歩いていた
するとその途端、路地裏から腕が伸びてきて、グイッ!と引っ張られた
(あてて…ッ)なんて引っ張られた腕を摩り、目の前を見るとあの女子高生達の姿
まさか、この子達だとは思っていなかったので目を見開くと開口一番、先程の言葉が降り注いできた
『関係と言われても、私と安室さんは何もないよ。あなたが気にしているような関係ではないわ。
安心して?』
「へぇ〜ッ?じゃあ、この間のポアロの外でのやりとりはなによッ
あんただって少しは安室さんに気があるんでしょ?!
私は、あんたなんかよりずっと安室さんのことが好きだったのよ!?
なのに、なんでこんな女なんかに!!」
ドンッ!!!
そんなことを大きな声で言われ、両肩を思い切り押される
体制を立て直そうとしたが、目の前から大きめの石が飛んできた
(ゲッ!嘘でしょ……ッ!?)
驚いた私は、体制を崩し、目の前に迫る石に目をぎゅっ!と閉じ痛みと衝撃を待った
しかし、バシッ!という鈍い音と、ボスッという誰かにもたれかかる感覚
その瞬間、「ヒッ!」という彼女達の声とバタバタという走っていく音が右耳を掠った
私の隣を走り抜けていったようだ
強く瞑っていた目をゆっくりと開けると、そこには誰もいない薄暗い路地裏と、その奥に見覚えのある…
黒い…ポルシェ………
「どけ………。」
その声が、頭上から鳴り響いた途端、私は目をこれでもかってぐらい思わず見開いて、後ろをゆっくりと振り向く
(ジン………ッ!)
✂︎ーーー
ジンさん出てきましたね!
登場かっこよい…
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時