Episode 82 ページ33
『…え?』なんて小さな声が思わず出てしまった
安室さんは私の近くの男性2人組をギロリと目を光らせると、その2人は青い顔をしてそそくさと行ってしまった
『安室…さん?
どうかしたんですか?』
降「なぜ、そんな顔をしている」
『職場からちょっと面倒な仕事を任されてしまって……ッ!?』
その瞬間、ぐいっ!と両頬を掌で掴まれ上を向かされる
目の前には安室さんの顔がいっぱい
一瞬で顔に火がついた様に熱くなっていくのがわかる
『あ!!?////あむろひゃん!!!??////』
降「……嫉妬したか?」
『……へッ!?』
突然、そんなことを言われ一瞬思考が停止する
嫉妬…しっと…シット……
『嫉妬!!!?
え?!いや!!嫉妬なんてしてないですよ!
え!?してない! し…して……
え…うん……
してない…と……思う………かなぁ……』
自分の気持ちが分からずどんどん自信がなくなってきて声が小さくなってくる
顔は、強制的に安室さんに上を任されているから下を向けないので、今、おそらく変な顔をしているであろう
降「ははっ!なんだそれッ!///」
(その顔、反則ですーーーーーーッ!!!!////)
なんて、ワタワタして真っ赤になっていると零くんが「はぁーあ…」とため息をつく
降「ほんとに、お前といると、俺は飽きないよ。
安心しろ、あの子達には興味はない。
むしろ、あったら俺は犯罪だぞ?
俺が興味あるのは、お前だけだ…" A " 」
そんなことを言われ、ぼろりと涙が伝うのがわかった
降「お前は、また泣くのか〜」
『だって〜ッ!零くんかっこよすぎて尊いよ〜ッ!!!
私だって、零くん興味ありすぎて困ってるッ!』
降「お前はずっと俺だけを見てればいいんだよ。』
『はっ!はひ!///』
湯気が出ているんじゃないかと思うぐらい私の顔は真っ赤に赤くなっているだろう
目の前でちょっぴり頬を染めながらそう言った彼の顔は、悪戯する子供の様に私に微笑みそう言った
そんな零くんの姿を見て幸せという言葉が心いっぱいに弾け飛んだのがわかった
コ「あれ、なんなの?」
平「さぁ?アオハルでもしてんとちゃうんか?」
コ「つーかさ、安室さんもあんな顔すんなら早くくっついちまえばいいのによ。」
平「あんな、それができたら俺だって苦労せんわ、アホ」
コ「お前の場合ただのヘタレなだけじゃねーのか(笑)」
平「いつまでも子供のふりして、ねーちゃんにくっついてるエロガキには言われたかないねん」
コ「はぁ!?//」
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時