親子揃って降谷零を好きな件について。《 Second 》

Episode 76 ページ27

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ニコニコと微笑んでいると蘭ちゃんから私の紹介をされる
『蓮〜！ご挨拶して！』
『あい！』

蓮はコナンくんと一緒に遊んでいたのを中断
タタタッとこちらに走ってきて私の足元にギュッとくっつくとちょっぴり小さな声で『A 蓮…ですｯ』と頬を染めながら自己紹介をした

『上手にできてお利口さんね。
コナンお兄ちゃんの所へどうぞ！』

そう伝えるとにこっと微笑みコナンくんの所へ走っていきギュッ！と抱きついていた

『あの子は私の息子、よろしくね。』

和「めっちゃ！可愛いですね！！上手に挨拶もできてお利口さんだし〜！」

平「あんた、父親は？」
和「ちょっ！ちょっと！平次！」

『大丈夫よ。
あの子には父親はいなくて、様に言うシングルマザーなの。』

平「ふーん。」


何か開いたそうな顔をした平次くんだったが特に続かない会話に私は手元にあった紙袋に目を移した

『蘭ちゃん、そういえば、以前お世話になったお礼で、こんなものなんですけど、よかったら食べてね。』

蘭「えぇ！？気を使わなくて良かったんですよ！逆にすみません。お言葉に甘えていただきます

わー！可愛い〜！」


紙袋の中を除き目をキラキラさせる蘭ちゃん
可愛らしくラッピングされた紙袋に中の箱にも可愛らしくリボンが括られている

蘭「こんなに綺麗なものありがとうございます！」


ニコニコと嬉しそうにお礼を言う蘭ちゃんを見て私もにっこりと笑う

『じゃあ、私たちはこれで。』
蘭「え、蓮さんもう行っちゃうんですか？」

『えぇ、それを届けに来て挨拶に来ただけなの。
蓮も安室さんに会いたがっているからポアロでお昼ご飯食べようと思って。』

蘭「ほんとですか！今私たちもポアロで昼食を取ろうと思っていたんです！
よろしければご一緒しませんか！」

(おぉう…。ぐいぐいくるなぁ〜笑)

少し困った様な顔をして『お邪魔じゃない？お友達も来てるんだし。』なんて呟くと「全然大丈夫ですよ！ね！服部くん！和葉ちゃん！」なんて後ろの2人に声をかける

和「私は全然大丈夫やで！」
平「俺も別にええで？」

蘭「じゃあ、一緒に行きましょ！」

そんな楽しそうな顔をして、笑う蘭ちゃんを見てちょっぴり笑ってしまった私は笑顔で『えぇ』と答えた




手土産を上の冷蔵庫に入れに行った蘭ちゃんを待っている間、蓮は未だにコナンくんにベッタリだった




　

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