Episode 72 ページ23
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あれから、なんとなく零くんに会いづらくなってしまい、蓮が慣らし保育園に行っている間の暇つぶしにでもと思っていたポアロも行かず4日経ち、昨日で蓮の慣らし保育が終わり、今日から私は保育士に再復帰です
『A Aと言います!
よろしくお願いします!』
ペコッ!と頭を下げると、「よろしくお願いします〜。」と声が帰ってくる
園「じゃあ、A先生は主に0歳児クラスの補助に入ってもらうからよらしくね。」
『はい!よろしくお願いします!』
仕事が始まってからは、忙しい毎日が続いた
朝は蓮を保育園に送り届けて急いで自分の職場に出勤、夕方まで仕事をして終わったらすぐにお迎えに行って、晩御飯の買い物をして晩御飯を作って食べて、お皿を洗って、お風呂入れて、寝かしつけをして、休む間もなくバタバタと忙しない日々が過ぎて、あっという間に休日がやってきた
『………ま。ママ……。
ママ〜!おーきーてー!!!』
『………んんッ……。
蓮……?あぁ、ごめんね。先に起きちゃったの?
ふぁ〜〜ッ!今、何時ぃ〜。』
なんて、呑気なことを口にしながら時計を見ると、時刻は7時を指していた
『7時か……。朝ごはん作らないと…
ごめんね、お腹すいた?』
『今日の朝はなに食べようか〜!』
そんな会話をしながら二人で顔を洗い、私は食事の準備を始める。
忙しくて平日なんて全く手をつけていなかった携帯を細かくチェックしていくと、メッセージが10件と電話が5件
全て零くんからの連絡となっていた
『えぇ!?なんで、こんなに?』
メッセージには、【あの日のポアロのお会計が多いのでお釣りを取りに来てください。】
【お忙しいようなので、日程がわかったら連絡ください。】
【連絡がありませんが、大丈夫ですか?】
【心配しています、大丈夫でしたら連絡をください。】等々
『こんなに…心配してくれてるんだ………。』
キッチンに背中を預け、携帯片手に零くんからの、沢山のメッセージに嬉しさが止まらず、1人でニヤニヤとしていると蓮に『ママ、パパから?』なんて見透かされてしまった
『自分の息子ながら恐ろしい………』
(でも、私がどれだけ、零くんを慕ってるかはこの子が一番近くで見てきたからわかっているのかもね)
携帯に表示されている”零くん”と言う名前の表示を先週の零くんとの会話を思い出す
《 安「では、”降谷 零はどうですか?”」》
(これが本当の恋なのか…それとも…。)
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時