Episode 71 ページ22
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(無意識とかがわい"い"〜〜ッッ!!!!)
『ニヤニヤしてます…ッ
ちなみに、その答えはもちろんYESですよ?
安室さんは人として好きですし、尊敬しますし、たくさん仕事してる中でその笑顔を崩さないって天才的だと思いますッ!
周りの気配りも上手だし、その上人に対しても常に優しいし、料理も上手だし、おしゃべりも上手だし、それに…安「わっ!わかりました!ありがとうございます。」
安(人として…か。)
(私は安室さんも好きだけど、恋愛としては、降谷零の彼が好きだから、ま、まぁ、どんな零くんでも好きなんだけどねッ…)
そんなことを考えている私の顔はぽぽぽっ…///と赤く染まっていく
安(なんだこの可愛い生き物…。)
そんなことを思われているなんてつゆ知らず、「はわわわ〜///」と頬を押さえて赤い顔を隠そうとする
安「では………」
パタパタと顔を仰ぎながら残りのケーキを頬張る
それを横目に私は安室さんの続く言葉を待っていた
安「"降谷 零はどうでしょうか?"」
そんな言葉が私の左耳を掠った
静かなポアロの店内にカシャンッ‼︎というフォークがお皿の上に落ちる音が鳴り響いた
自分が先ほど考えていたことに図星をつかれてしまい思わず、カァアァ/////と先ほどよりも真っ赤になってしまう私の顔は馬鹿正直だと思う
安「おや、いい反応しますね?」
顔を真っ赤にした私の横で未だに頬杖をつきながらニコニコと微笑みながらこちらを見ている安室さん
『やっ…やだなぁ〜、零くんってば、零くんのことだって好きですよ!!安室さんと同じぐらい好きです!』
安「"零くん''呼びになっていますよ。」
2度もグサッと心に刺さり、居た堪れなくなった私は思わずガタッ!と咳をたち鞄から5000円札を一枚ペチッ!とテーブルに置き「ごっ!ごちそうさまでした!ケーキおいしかったですーーーーーッッ!!!!/////」なんて叫びながらポアロを飛び出した
(ケーキと紅茶、全部食べておいてよかった……////)
なんて別のことを考え、未だにドキドキとうるさい私のこの鼓動を落ち着かせる為、静かに空の空気を吸い込んだ
安「クックックッ……あッはははッ!///
ほんとに…………ッ………。君っていうやつは………ッ///」
俺はその時、今まで否定し、蓋をし続けていた自分の気持ちに正直になろうと思った
安「ほんとに、かわいいな。」
1人カウンターに座りながら、そんな独り言を呟いた
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時