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第八十七話 ページ42

妓「人間庇ってなぁあ格好つけてなぁあ。いいなぁ。



そいつらにさぞや好かれて感謝されることだろうなぁあ。」






宇「まぁな。俺は派手で華やかな色男だし当然だろ。女房も三人いるからな。」









その台詞に鬼はガリガリと頬を掻く。その指は肌を抉る勢いで傷を作っていく。そして鎌を振るった。









妓「(血鬼術、飛び血鎌。)」









薄い刃のような血の斬撃。宇髄は床を爆発させ下の階へと落ちた。









宇「逃げろ!!身を隠せ!!」


男「はっ、はい…!」





妓「逃がさねぇからなあ。曲がれ、飛び血鎌。」









再び飛んでくる攻撃。宇髄は一般人の方に意識がいって直ぐに対応出来ない。







目線を向けた頃には、すぐそこに鬼の攻撃が迫っていて_________









宇「……!!」





「すみません、宇髄さん。出遅れました。」









斬撃を刀で斬り払う。しかし厄介。この攻撃、対象に当たるまで消える事がないのだろう。









宇「は、はは…」


「宇髄さん、大丈夫で…」





宇「アハハハハッ!!ド派手な登場だなぁオイ!!」









勢いよく笑い出す宇髄さん。そんな彼に少しばかり肩を揺らした。









宇「くくくっ、お前ぶっ飛んでんなぁ。いいなぁ、お前ホント。」









喉を鳴らし笑い続ける宇髄さん。私は鬼に背を向ける事が出来ないので、そのまま彼の笑い声を聞くしかない。







…にしてもそんな笑います?

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こはね - 今日から俺はのも見てみたい、です! (2021年10月11日 9時) (レス) @page30 id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 更新ありがとうございます!何度読んでも面白い作品ですね!! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - つるぎさん» コメントありがとうございます!そういって貰えると嬉しいです!更新頑張ります! (2019年10月20日 20時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 鬼舞辻無惨さん» コメントありがとうございます!ってまさか無惨様…!?あ、ありがとうございます…! (2019年10月20日 20時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 最初から読ませてもらいました。とても面白かったです!!ナンバカのほうも宜しくお願いします!!楽しみにしてますね! (2019年10月20日 20時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グロリアス | 作成日時:2019年9月4日 20時

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