第十話 ページ11
予想はしていたけど、まふの口からいざ、そんな言葉が出ると、開いた口が塞がらない現象が起こる。
天月さんも、なんかまふくんいつもより積極的じゃない？！、と、びっくりしていたし。
まふも自分で言ったくせに、あわあわしてる…
「い、今僕とんでもないこと言ってる気がする…どうしよう、そらるさん怒るかな」
誘っておいてそんなこと言わないで？！こっちが不安になる！！
まぁ、リスナーではないにしても、今のは楽屋招待に当たる行為を、まふ自身からしていることになるから…
違反…なのでは…？
「リスナーを勝手に楽屋に入れたら違反だけど、友達ならいいだろ、だって、そらるさんから」
「天月くん早っ…！」
「僕、まふくんがこんなに積極的にもの言うの初めてみたから感動しちゃって…」
「おかんかよ」
急に口を開いたキヨに、天月さんは、わっ、キヨいたの、と何とも失礼な返し。
ここ、一応キヨの家だからね、うん。
てか、お前なんでそんなイライラしてんの。
「Aちゃん、どうかな…」
「えっと…」
どうする私。ピンチだぞ…
こんな夢小説的な展開、そうそう起きるもんじゃないことは分かってる…けど。
これで楽屋にお邪魔して、あちらの方々に迷惑かけたりしないだろうか。
こんな無職で、ゲームばっかりしてる私が、まふや天月さんみたいな、キラキラした人達の輪に入ろうとしていいのだろうか…
ましてや、この人達にはファンがいる。こういうアイドルっぽい感じの人達のファンは、やっぱ怖いイメージが強いし…ネットとかでアンチがあったり。
と、普段ゲームにしか使わない固まった頭を無理矢理動かして悩んだ結果。
「ごめん、もう少し考えるから待っててくれ…」
「そ、そうだよね！お誘いが急過ぎたよね…」
「あ、じゃあ、LIME交換しない？グループ作ってさ、いつでも連絡出来るように！」
天月さんが元気にそう言うけど…
私そういうメッセージアプリ的なの持ってないんだよなぁ…友達いないし。
「えっ、AちゃんLIMEしてないの？！」
「ごめん、あとで入れとくね…」
「あ、入れたら俺先に追加して。そしたら天月とまふまふのLIME渡すわ」
さっきまで空気だったキヨが急に喋り出し、まふがまた、キヨいたの？！と馬鹿にする。
「まふまふ、そろそろ殺すぞww」
「ごめんって！！」
そうして、キヨの案が採用され。
その場は一旦お開きとなったのであった。
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お茶丸。(プロフ) - しい。さん» ご指摘ありがとうございます！すみません、不覚でした…ご指摘のあった部分だけ修正しておきましたので、確認おねがいしますm(_ _)m (2018年10月24日 19時) (
レス) id: 6dbb0f543c (このIDを非表示/違反報告)
しい。 - コメント失礼します。指摘なんですが、天月さん公式マーク入ってないのでそこは注意して下さい、ふと気になりました。 (2018年10月23日 22時) (レス) id: 3e3e1564a7 (このIDを非表示/違反報告)
お茶丸。(プロフ) - スイさん» コメントありがとうございます！！なかなか厄介になってきますので頑張って着いてきて貰いたいです(；´∀｀)そんな風に言って貰えると嬉しいです、頑張ります｡ﾟ(ﾟ´▽`ﾟ)ﾟ｡ (2017年12月10日 12時) (レス) id: 9a94446a1d (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - すごく面白いです！キヨさんと夢主ちゃんの親御さんにはどんな関係が…(・Д・) 続き楽しみです！頑張って下さい！ (2017年12月9日 13時) (レス) id: 77c9f3f671 (このIDを非表示/違反報告)
お茶丸。(プロフ) - Limさん» コメントありがとうございます！！そうなんですよね。私自身、関西地方の者なのですが、志麻さんとセンラさんの口調の違いが難しくてですね…御指摘ありがとうございます、その事も念頭に置きながら、今後更新していこうと思います(´･ω･｀) (2017年12月4日 7時) (レス) id: 1dccf2b581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お茶丸。 | 作成日時：2017年9月3日 21時
