3 ページ3
非力な淳太くんは、抵抗虚しく路地へと引っ張りこまれました
荷物は放り投げられ、壁に押し付けられます
淳「俺、男ですよ」
キッと睨んだつもりの淳太くん
しかし、その表情はただただ可愛い上目遣い
「分かってるよ。大丈夫、俺らそんなの気にしないよ」
そう言いながら、顔が近づいてきます
淳「いやっ…」
顔を背けたその時
「いてっ!」
「なんだコイツ!やめろよ!あっちいけって」
「ダメだ!いてっ!走れ!」
そう言いながら、男達が逃げていきます
何が起こったか目を閉じていた淳太くんには分かりませんでした
でも、助かったのだとほっとして座り込んでしまいました
「大丈夫か?」
淳「ひっ!」
いきなり上から声がして、淳太くんはびっくり
そっと顔を上げ見てみると、優しそうな男性がすっとしゃがんで目線を合わせてくれました
「怪我とかしてへんか?」
淳「あっ、大丈夫です」
そういうと「よかった」と淳太くんの頭をぽんぽんとし、その男性は散らかった荷物を拾い集めてくれました
379人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かおり(プロフ) - ななさん» ありがとうございます。Twitterではお知らせしていたのですが、こちらでは触れずでしたね。じゅったくんシリーズの方が一段落したらまた続きを書かせていただきます。必ず書きますのでお待ちいただければ嬉しいです。 (2020年12月17日 21時) (レス) id: 96c97522d2 (このIDを非表示/違反報告)
なな - いつも楽しみにみています!更新頑張ってください! (2020年12月17日 15時) (レス) id: 2bf62f383c (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - アヤラさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけているのなら嬉しすぎます。これからもよろしくお願いします。 (2020年11月13日 12時) (レス) id: 96c97522d2 (このIDを非表示/違反報告)
アヤラ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています! (2020年11月13日 1時) (レス) id: fa79fa903f (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - hinaさん» コメントありがとうございます。すぐスランプになるので、頻繁じゃなくなると思いますが、頑張ります。 (2020年11月12日 21時) (レス) id: 96c97522d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かおり | 作成日時:2020年11月11日 11時