11 ページ11
何かが目の端で動いた気がしました
そっと茂みを掻き分けてみると
淳「うわぁ、綺麗」
そこには、白い狼…いや、うすーく青みがかった狼が、飛ばされたブランケットと共に寝転がっていました
動物が大好きな淳太くん
その光景をキラキラした目で見つめています
その視線に気付いたのか、狼が首を上げ淳太くんの方を見ました
淳「ごめんね、邪魔する気はなかってん。俺は君に何もせんよ」
狼に伝わったのかは分かりませんが、狼は大あくびをひとつして、また眠ってしまいました
ブランケットは、狼の前脚にしっかりと抱き抱えられています
淳「ふふっ、しゃーないから狼さんに貸しといたろ」
そういうと、出来るだけ足音を立てないようそっとその場を立ち去りました
「あったか…ええにおいするわ…」
そんな声は淳太くんには届きませんでした
379人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かおり(プロフ) - ななさん» ありがとうございます。Twitterではお知らせしていたのですが、こちらでは触れずでしたね。じゅったくんシリーズの方が一段落したらまた続きを書かせていただきます。必ず書きますのでお待ちいただければ嬉しいです。 (2020年12月17日 21時) (レス) id: 96c97522d2 (このIDを非表示/違反報告)
なな - いつも楽しみにみています!更新頑張ってください! (2020年12月17日 15時) (レス) id: 2bf62f383c (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - アヤラさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけているのなら嬉しすぎます。これからもよろしくお願いします。 (2020年11月13日 12時) (レス) id: 96c97522d2 (このIDを非表示/違反報告)
アヤラ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています! (2020年11月13日 1時) (レス) id: fa79fa903f (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - hinaさん» コメントありがとうございます。すぐスランプになるので、頻繁じゃなくなると思いますが、頑張ります。 (2020年11月12日 21時) (レス) id: 96c97522d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かおり | 作成日時:2020年11月11日 11時