I wish to be your only one … Re:turn ２

Re:７２※ ページ26

｢…ひろ好きだよね…こうされんの…｣

｢…ﾝ……好き…｣
｢ﾌﾌ…可愛い…｣

あの日と同じ……解けないようにお腹に手を回し、ギュッと、引き寄せるように抱きしめた、そのままいつもみたく抱っこする様に膝の上に乗っけると、オレ達の《繋がり愛》は限界まで深くなる

｢アアッ…ッ、…や…ッ…奥……っ、あ、あ…んッッ！…たい……ッたいすけッ！｣

いつも以上にひろの鳴き声が切ない…

無意識に刺激から逃れる様に身じろぐカラダを、オレは離すまいと胸に引き寄せる

どうやらこの《繋がり愛》は、ひろの奥深い絶妙ポイントをマトモに刺激するらしくて、途切れることも無く可愛い声を聞かせてくれる

｢ひろ、もっと鳴いて…感じて……オレを欲しがって……好きだ…｣
｢アアッ…っ、やぁ…んん…たいすけッ…あ、ｱﾝッ！｣


鏡なんかもう見えてないんだろう…

何も隠さないひろが、オレの目の前にいる…

後ろからギュッとしてるオレは、目の前にある鏡を見ることで、宏光と共有してる感覚を知る

兆しを超え、昂る宏光は留まることなく蜜を溢れさせ、その瞬間を待ち望んでいた

｢…苦しいね……｣


お腹に回していた手を片方外し、ひろの手を掴み昂りに手を重ね触れたあった

｢一緒……たいすけ、…一緒に…｣
｢そうだよ…一緒、いつもオレはひろの傍にいる……愛してる…｣

囁いたその瞬間、ひろのナカはキュっとオレを閉じ込める…ここにいて…と伝えてくる


そろそろオレも限界…


自分自身を追い込みひろを追い込み、やがて訪れる浮遊感を感じあうために、《繋がり愛》を深めていく


｢たいすけ、…アアッ…たい…っ、や……来る…ッ｣


｢ひろ…ひろッ、あ、…あ…ッ……ｸ…ッ！｣





ほぼ同時にその瞬間を感じたオレ達…


ひろを後ろから抱きしめたまま、オレはカラダを震わせ、アツく求めるナカ奥に愛しさを迸らせた

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