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Aside
入り口の方から視線を感じ、見に行く。
『...何しとんねん。入れや。』
相手の肩を掴み、此方に引く。
突然の事に、少し驚いたのか、相手の被っていたパーカーのフードが落ちた。
それから、口を開いて、名前を呼んだ。
『......ゾム。』
zm「......A。」
そこには、ゾムがいた。
何故か、唇を噛んでいる。
...まるで、何かに耐えている様で。
少し、ほんの少しだけ、昔の俺と重なる。
...小さく、バレないように首を振って、笑いかけた。
『あーもー、唇、血が滲んどるで？全く、気ぃ付けろや、』
ティッシュを出して、痛まないよう、気を付けて拭ってやる。
zm「...あざっす。」
何かに怒っているのか、此方に顔を向けない。
とりあえずいいか、とティッシュを捨てに行く。
...その時、見えたゾムの目は、さっきの男子を睨み付けていた。
多分だが、さっきの会話を見てたんだろう。
...別に、俺の事心配する必要は全くないと思うんだがな。
ティッシュを投げ入れ、ドアのとこを見ればゾムはいなくなっていた。
生徒会室の方にでも行ったんやろな。
飴を口に放り込み、席に着いた。
しばらく本を読んでいれば、ざわざわとして来る。
...グルちゃんが来たんかな？
生徒会長であり、カリスマ性の高いグルッペンは人気者だ。
来たら分かりやすいのも、人が騒ぐからだろう。
...それはそれは、人気者ですからね。
勿論、親衛隊もありますよ。
過去に、ショッピ君の入学時に騒いで、粛清されてたから大人しくしてるけど。
...最近、また何やら起こしてるらしいからね。
クラスの奴らが俺の事知ってるくらいだから、あの親衛隊も知ってるだろうな？
...あぁ、面倒臭い事に、絡まれないといいけど。
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ゆとは(プロフ) - 苺華さん» へ、泣かんでください...？まだ続き書くんで、涙は最後に残してください...。(？) (2019年10月5日 7時) (
レス) id: f7fb952562 (このIDを非表示/違反報告)
苺華 - やばい、、泣きそう笑 (2019年10月4日 23時) (レス) id: 1128e57cc5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとは(プロフ) - 紗柿さん» え、純粋に嬉しいです。僕自身、語彙力が足らないのに、そう言って頂けるととても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年7月7日 18時) (レス) id: 3a54a8b465 (このIDを非表示/違反報告)
紗柿(プロフ) - 作者様の選ばれる言葉とか表現が好きです！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2019年7月7日 18時) (レス) id: 1a7abc7277 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとは(プロフ) - 雪うさぎ@国民同盟/新垢さん» ん？？？あの、ありがとうございます！主が無能系は確かに多いっすね。いや、でも、ふと思ったんすよ。...両方実は有能にしてしまえば？と(語彙力)コメントありがとうございます！ (2019年7月6日 21時) (レス) id: 3a54a8b465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆとは | 作成日時：2019年6月28日 21時
