弟が無能な訳ない【wrwrd】

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あの、ありがとうございます、

ユーザーランキング入りや、総合ランキング4位、20000hit、沢山の評価、お気に入り作者、

本当にありがとうございます。
学校から帰ってきた瞬間、驚き過ぎて慌てました。

ホント、何卒宜しくお願い致します、(？？)

ではお話に〜
+++++
(中学三年生のutside)

本当に、何気ない一週間を過ごしてる筈だった。

とある木曜日、家に帰ると父が女を連れ込んでいた。

リビングで母ではない女性と口付けを交わし、抱き合う父。

目が合ってしまい、驚いた父に気付いたのか、女性も、此方を向いた。

女「は？！何、子供？！離婚したけど子供はいないって言ってたじゃん？！マジ有り得ない！帰る！」

と、好きなだけ叫んで帰って行った。

僕と兄は自分のものをしっかりとしまっていたから、母のものだけ押し込んで連れ込んだのだろう。


...兎に角最悪や。

父「...アイツには言うな。言ったら殺 す。」

殴られない変わりに口封じとして脅される。

はい、としか答えれなくてそそくさと部屋に戻れば宿題を開いた。


何ページか進めた後、気分転換したくて外に出た。


＿出なければ、あぁならなかったのに。

僕の家はマンションの2階で、ビルの多いとこにあるから、その奥は死角になる。

そこにあるコンビニに行くと、母が知らない男性の車から降りてきた。

笑顔でまたねと話す姿を見て、

父と同じか、と冷静に考えていた。


だから、母が驚愕の顔でこっちを見ているのに気付けなかった。

こっちに来て、何でいるのと問いただす母は、脅してきた父と同じ目で、

ああ、クズの目ってこんなんなんや。

なんて自己解釈で笑いが零れた。

それにイラついたのだろう。

顔を叩かれた後、口封じを強制される。

ヒステリックになってるのに意見を言うのは馬鹿のする事だし、面倒臭くしたくなくて、頷いた。



その二日後、木曜日と同じ様に帰ってくると喚き叫び、怒り狂う二人の姿があった。

＿何よあの女！！

＿お前こそあの男誰だよ！

言葉の内容から察するに、Limeが来たか何かで浮気がバレたのだろう。

対策してないのかなんて思っていると、僕に気付いたのか、二人がこっちを向いた。

そして、同時に、

＿お前のせいで！！

なんて言われたら呆れるしかない。

後ろにいた兄に何事かと聞かれて説明すれば、

『ごちゃごちゃうっさいねん。』

低い声がした。

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