＊21話＊ ページ21
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2人が出て行って数十分後。
潤「余ったのどうする？」
和也「とりあえず車にいれていんじゃない？」
A「あ、手伝います」
化粧し終えた女性陣は相葉さんとお喋り中
ニノがお仕事しようとしていたから
私もすかさずお手伝いを申し出た。
ふたりで余ったお菓子を持って外に出て
車のトランクに詰める。
外は明るくて、朝の乾いた空気が肌をかすめる。
和也「ちょっと自分の分盗んどいたら？」
A「そんな誰かさんみたいなセコいことしません」
和也「誰だよそんなことするやつ。ダメだろA」
A「だから私やんないから！(笑)」
ほんとにもー、ってやってない罪を被せられる。
朝から絶好調な意地悪二宮さん。
ムッて睨むとクククッて笑われた。
こんな人ほっといて次いこ。
そうやって歩き出そうとした時
道の向こうのほうで、人が歩いてくるのが見えた。
…あ、翔さんとサキさん帰ってきた。
って思ったら
グイッ
A「へっ、何？」
和也「シーッ…」
A「…何で隠れてるの？コレ」ｺｿｺｿ
和也「いいから」
車の影に引っ張られて、何故か隠れる形に。
よくわからないけどニノに押さえつけられて離してくれないから
困惑状態のまま大人しくしてみる。
すると
遠くの方で近づいてきてた足音がピタッと止まる、
サキ「迷ったの。けど…」
朝早くて他に誰もいない道
多分これ、サキさんの声。
少ししか聞こえないけど、
何か立ち止まって話してる…？
サキ「…好き」
………え？
ハッキリ聞こえたそのワードに
ドクン、と低い音でなる心臓。
隣のニノはビクともしてない。
聞いてはいけない会話だと悟った。
なのに、次の言葉が気になって身体が動かなくて
むしろさっきよりも耳を澄ましてる自分。
ダメだとわかってたのに。
そうせずにはいられなかった。
翔「……ありがと。ごめん」
サキ「…うん。だよね。言いたかっただけ」
翔「…」
この日
誰かのことをいいなと思うのに
時間はいらないんだと知った。
サキ「…彼女さんのこと、大切にしてあげて」
それと同時に
その恋の入り口は
ひどく切ないものだと知った。
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爽歌。(プロフ) - みーなさん» コメントありがとうございます！遅れてしまい申し訳ありません！恐らく気のせいではないかと(￣∇￣)ﾌﾌﾌｯ…♪ 気がついて下さって嬉しいです(^^) (2019年7月16日 14時) (
レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - 途中で「じゃなくて」が入ってるのは気の所為でしょうか？笑 (2019年7月13日 12時) (レス) id: d1c7014bf6 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - たまきさん» たまきさんも読者の皆様も優しくて優しい世界で私わ幸せだなって思います(Ｔ＿Ｔ)ｱﾘｶﾞﾀﾔ〜 2章も立ち上げてみたので、よろしければ遊びに来てくださいっ♪ (2018年10月23日 14時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 急に自分の名前が出てきたんでびっくりした笑私なら大丈夫よ〜(^^)もうこんなことやられたら好きが止まらなくなっちゃうね！ヒロインちゃん健気だから幸せになって欲しいです( ^ω^ )いつまでも待ってるから爽歌ちゃんのペースでね( ^ω^ ) (2018年10月17日 21時) (レス) id: b049bce828 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - ゆり:)さん» ゆりさん、コメントありがとうございます(*ﾟ∀ﾟ*)！そうですねぇ、色々思わせぶりな男子たちですね(笑) 2章も立ち上げてみたので、是非いらして下さい(*´-`) (2018年10月17日 21時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爽歌。
| 作成日時：2018年8月16日 21時
