*17話* ページ17
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晩御飯は買ってきたピザとかサラダとかで
皆でお酒を飲みながら楽しく食べた。
それから順番にお風呂に入って
スウェット姿でいつものようにお喋り。
みんなの顔がほんのりと赤くなってる。
翔「あれ、お酒ない」
潤「ほんとだ。どうしよ」
翔「…あ」
冷蔵庫の前で話してた2人が
今度はなんだかコソコソと内緒話。
耳打ちを終えた翔さんと
何かを悟った潤くんが
顔を見合わせて、ニヤリと笑った気がした。
翔「相葉雅紀くーん」
雅紀「はーい!なに?」
翔「買い出しよろしく!」
雅紀「えぇ、オレ?」
潤「ユリも」
ユリ「え!私もですか?」
潤「そこの2人、さっきのバレーで負けてたろ」
雅紀「マジか…しゃーねぇ。ユリ行くぞ!」
ユリ「はーい」
2人が玄関の方に向かって
パタンと扉が閉まる音がした。
あぁ、ユリ行っちゃった。寂しい。
それにしても…
A「…仲良いですよね、あのふたり」
和也「え?」
A「え?( ˙-˙ )」
翔「待って、気づかない?」
A「…え?(゚ω゚)」
サキ「気づくよね?」
姫「はい、わかりやすいし」
A「何がですか?」
潤「気づいてないの、Aだけっぽいぞ」
智「…コクリ」
和也「待って潤くん。この人も気づいてない」
A「なんですか?」
みんなが何言ってるのかわからない。
ニヤニヤしてるのだけはわかる。私もニヤニヤしたい。ずるい。
早く早く、と隣のニノに答えを急かすけどとぼけられたから
反対側の、3年のサキさんに助けを求める。
サキ「や、だからね?明らかに好きじゃん」
A「誰がですか?」
サキ「雅紀」
A「?」
サキ「ユリのこと」
A「…えぇぇぇぇっ(*⁰Д⁰*)!?!?」
翔「マジで気付いてなかったんだ(笑)」
智「…マジか…」
和也「静かに驚いてんじゃないよ(笑)」
そうなんだ!!そっか!!
だから相葉さんは何かとユリのこと呼ぶんだ!!
ええ、どうしよう。すごくお似合い…
今度は私のニヤニヤが止まらない…
翔「ユリちゃんから何か聞いてないの?」
A「あんまり私達、そういう話しなくて…」
サキ「そうなんだ。仲良いのに」
A「でも、ユリは恋愛に興味なさそう…」
翔「あぁー…確かに」
そっか。
サークル内の誰かのことを好きになるって
あり得るんだな。
ただ楽しく過ごしてただけだから
具体的にそういうの気にしたの、初めてかもしれない。
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爽歌。(プロフ) - みーなさん» コメントありがとうございます!遅れてしまい申し訳ありません!恐らく気のせいではないかと( ̄∇ ̄)フフフッ…♪ 気がついて下さって嬉しいです(^^) (2019年7月16日 14時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - 途中で「じゃなくて」が入ってるのは気の所為でしょうか?笑 (2019年7月13日 12時) (レス) id: d1c7014bf6 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - たまきさん» たまきさんも読者の皆様も優しくて優しい世界で私わ幸せだなって思います(T_T)アリガタヤ〜 2章も立ち上げてみたので、よろしければ遊びに来てくださいっ♪ (2018年10月23日 14時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 急に自分の名前が出てきたんでびっくりした笑私なら大丈夫よ〜(^^)もうこんなことやられたら好きが止まらなくなっちゃうね!ヒロインちゃん健気だから幸せになって欲しいです( ^ω^ )いつまでも待ってるから爽歌ちゃんのペースでね( ^ω^ ) (2018年10月17日 21時) (レス) id: b049bce828 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - ゆり:)さん» ゆりさん、コメントありがとうございます(*゚∀゚*)!そうですねぇ、色々思わせぶりな男子たちですね(笑) 2章も立ち上げてみたので、是非いらして下さい(*´-`) (2018年10月17日 21時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:爽歌。 | 作成日時:2018年8月16日 21時