白布家の白布サン “3” 【HQ】

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縁下 ｢お前ら……なんでテストの時より点数悪いんだよ〜｣




影山 ｢なんか…テスト終わったら暗記したのもどっか行っちまって｣




日向 ｢試験の時に無理矢理詰め込んだから…一分一秒毎に耳からポロポロって…｣




谷地 ｢わかりました！私が進学クラスになったのも、きっとこの時のため。


日向と影山くんを80点取れる位まで鍛えてみせます！｣



日向 ｢谷地さん！｣




月島 ｢大丈夫？この人達本物の馬鹿だよ？｣




はぁ…先が思いやられる。




月島くんは多分もう面倒見てくれないし



仁花ちゃんにだけ任せる訳にも、、



でもなぁ、この2人に教えてると



私の(賢二郎の)目で語る癖が出ちゃうからなぁ




西谷 ｢後輩にばっかりいい格好させられないぜ！な？力ぁ！｣




縁下 ｢はぁ…3年は受験勉強もあると思うんで、こいつらの勉強は1.2年でみますよ。｣



澤村 ｢おう。じゃあ頼んだぞ。｣



菅原 ｢苦労しそうだけどなぁ｣



『手は抜かないから。



本気でやるからね』



日向 ｢は、はい！｣



東峰 ｢な、なんか怖い…｣



菅原 ｢なんで旭がビビってんだよ〜｣




『とりあえず、明日からみっちりやるからね。』





それからというもの、日向くんも飛雄くんも時間がある時は勉強してた。




偉い偉い！




体育館でも日向くんは単語帳見たりしてたし




飛雄くんは教室でも机に向き合ってた。





坂ノ下でも私と力、仁花ちゃんで徹底的に教え続けた。




そして今日



2人にテストの結果を返却。





谷地 ｢大丈夫だよ！あとほんの30点だよ！｣




縁下 ｢30点はもう少しじゃないよ…｣




縁下 ｢ダメだ、完全に心が折れてる…｣




『どれだけできるようになったかと思ったら……』



月島 ｢この程度かぁ。現文なんて問題文に答えが入ってるから、単細胞にはちょうどいいはずなんだけどなぁ。


英語もただの言葉だよ？あ、お猿さんに言葉はわかんないかぁ。



充実した東京合宿になりそうだなぁ。



じゃあ、失礼しまーす｣





月島くん、、、、煽るの上手いよね



本当に。こういう時に助かる。その煽りスキル。




2人ともやる気に満ち溢れてるよ




すげぇ、、




谷地 ｢まさに地獄に仏ですね。｣




縁下 ｢いやあ、毒をもって毒を制す、かな。｣

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