白布家の白布サン “3” 【HQ】

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ある日の練習中。



ゲーム形式の練習をしている。





赤チームと白チーム




スタメンと、それ以外のメンバーと に分かれている



今日は混合、だけれども。





だから守備も不安定だし、まだまだだけど。




それでもみんな格段に強くなってる。




あ！田中のスパイク決まった！



田中 「うぇーい！」




飛雄くんは未だにハイタッチにはなれないよう。




そろそろ慣れる頃かと思ったんだけど。笑




『ふう、良い感じですね』




清水 「そうだね。気合い入ってる」



『凄いですねぇ。』





清水 「わくわくするね…」




『はい、とっても！』






ピッ！ピーーーーッ！！






日向 「もう1セット！お願いします！」




この子達、スタミナバカにも程があるでしょ。



すごいな……



なんでそんなにスタミナがあるんだか




澤村 「すごいよなぁ、あいつら。スタミナありすぎんだろ。」



菅原 「ほんとだよなぁ。Aもそう思わない？


って、A？おーい、聞こえてる？」



『へ！？あ、すみません！』



菅原 「いいべいいべ！でもほんとあいつらスタミナバカだよなぁ。」



『それは思います。




あの、菅原さん。




飛雄くんに正セッターの座取られちゃって、悔しいとは思うんですけど


憎んだりしてますか？』




菅原side




ある日突然、Aにそう問いかけられた。



いきなり何を言っているんだって感じだったよ




憎い と思ったことなんかあるわけないだろ って。



「ないない！悔しいとは思うけど、憎くなんてないべよ〜」




そう笑って見せると、どこか安心したような




嬉しそうな




いや、羨ましそうな顔を浮かべた。





Aが時々悲しい顔を浮かべることになにか関係しているのだろうか…





ドタドタドタドタ！




武田 「皆さん！行きますよね！東京！」





日向「東京ってもしかして！音駒！ですか！？」

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