爆豪勝己？あ、私の双子の兄ですよ？

第１６話 ページ25

轟side


Aがつくったオムライスを




みると、名前が書いてあった。




それを俺は交換してくれと



頼んだ




なぜ交換してくれと言ったか？









....そりゃ...好きな女の



名前入ってる方を選ぶだろ///



Aはいいと言ったから



そのあと二人でオムライスを食べた



食事を済ませ



俺はAに礼を言って



出ていこうとしたその瞬間



Aに制服の袖をつかまれて



こう言われた



貴女「待って、焦凍...！


話があるの...」



と言われ、



当然俺は断る理由がないから



轟「あぁ」



と言い、椅子に腰を掛けた




Aは自分の眼帯に



指をさした



貴女「話って言うのはね



このことと、昔のことなんだ


...なんでコレ(眼帯)してると思う？」



なんでって...そりゃ...



轟「目に異常があるからだろ？」



Aは正解とでも




言いたそうな顔をしながら



話を続けた。



貴女「この目は人を傷つける力があるの



力が制御出来ないんだ...。



目を使うと赤くなるんだ



あと...言ってなかったけど


勝己は私の双子の兄ね



いつもは勝己兄って呼んでる」



ん...そうなのか...



...........兄？？



考えこんでいるとAが


騙してごめんねと言ってきた



轟「それにしても...似てないな兄貴と」



貴女「だよねー、私もそう思ってたんだよ



お母さんから怒ったときは似てるって言われるけど(^-^)



小さい頃、このせいで



勝己兄を傷つけちゃったの。



それでね、小学生の頃ずっと



化け物って言われてた



今でも言われてるだから私は



自分を化け物って呼んでた。



でも、勝己兄は違ったんだ



ちゃんと名前で呼んでくれた



あと..出久っていう友達もね



意外と優しいんだよ勝己兄は...



見た目とは全然合わないけど(笑)



それでも私は



勝己兄を傷つけたことに許せず



名字を変えて



一人暮らしをはじめたんだ」




轟「...Aにそんな過去があったんだな...



でも、俺はその目が好きだ



力は制御すればいいだけだろ？



他の奴が化け物と言っても


俺は化け物なんて言わねぇから安心しろ



こんな素直に人に伝えることが出来るお前が...



俺は好きだ(無自覚)」



俺がこう言った瞬間



Aが涙目になった



涙目になったAを



俺は思わず抱きしめてしまった...



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