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『んっ……………』






え、何、何、何、何〜!?!?


こ、これは…………

世の中で言う「接吻」ってやつだよね!?






『……………無一郎くんっ!』




ようやく無一郎くんが、口を離してくれた。


あわわ………





無「A」


『なっ、なぁに………?』


無「好きだよ………初めて会った時から」


『はへっ!?!?』






恥ずかしいっ!!!!



今、変な声出ちゃった〜〜………!!!!





無「…………一目惚れだったんだ。Aが

初めて僕に微笑んでくれた笑顔が、とても

可愛らしくて、離れたくないって初めて

思えたんだ。Aが欲しい……」


『っ……………』





あまりにも真剣な顔に

私は身動きがとれなくなってしまった。



私は、無一郎くんの事








好きなのかな…………?




『無一郎くん………ごめんなさい』


無「え?」


『私、「恋」とか初めてで………今はまだ

無一郎くんの事、好きかどうか分からない…』


無「そっか…………」


『ほ、本当にごめんね。無一郎くんは

はっきり想いを伝えてくれたのに………』


無「けど「今は」、なんでしょ?」


『え』


無「まだ好きかどうか分からないなら、

しっかり僕の事、好きって思わせてあげるよ。

それまで、僕は諦めないから」






そう、私に告げた数秒後

首にチクッ……とした痛みを感じた。






『な、何したの…………?』


無「鏡、見てみれば分かるよ」






そう言われ、私は全身鏡に近寄る。



鏡に映し出された、自分の首もとを見ると

小さな赤い跡が付いていた。





『こ、これって…………』


無「僕のモノっていう印。明日には消えちゃう

から、また付けてあげるよ」


『しっ、印!?!?しかも、こんな所に……!

どうしたって、皆に見られちゃうよ!!!!』


無「そうだね」


『そうだね!?!?私の事も考えてよ!?』


無「考えて付けたんだよ。見える場所に

付けたら、男寄ってこないでしょ」


『けっ、けど……………!!!!』







すると、無一郎くんはニヤリと笑って

私を後ろから抱き締めた。





無「今日からAは僕のモノだよ。絶対

Aに好きって言わせるから覚悟しといて」









甘露寺A 15歳


危険な男に好かれてしまいました。

9→←7



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設定タグ:鬼滅の刃 , 甘露寺蜜璃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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真緒 - とても面白くて続きが楽しみです!頑張って下さい!! (2022年5月2日 23時) (レス) @page6 id: d533a9e97d (このIDを非表示/違反報告)
智焚氣 - 更新楽しみにしてます! (2021年10月24日 13時) (レス) @page29 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
僕バナなぁ(プロフ) - 更新待ってます! (2020年6月28日 15時) (レス) id: e9a1e390fd (このIDを非表示/違反報告)
KANON(プロフ) - こゆきさん» ありがとうございます!! (2020年1月30日 18時) (レス) id: ed2b24d1e9 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - とても面白いです!続き待ってます! 頑張ってください!( ≧∀≦)ノ (2020年1月30日 15時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KANON | 作成日時:2019年12月3日 18時

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