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革ジャン越しの筋肉の感触…
男の人の腕やった…
正門さんの匂いでいっぱいで…
「いつまでテーブル拭いてるん」
大吾さんの声で我に帰る。
「ええっ？…驚かさないでくださいよ！」
夕方のピークも終わって、ちょっと思い出してただけやのに…
「っていうか大吾さん！正門さんにわたしのことペラペラ喋らないでくださいよー」
テキパキと隣のテーブルを片付けている大吾さんに釘をさす。
いくら親友やからって、
変なこと言われたらたまらんし…
「そんな大した情報ないわ」
「絶対言わないでくださいね！その…」
「あー？」
「わたしの好きな人、正門さんだって！」
大吾さんは黙って布巾をたたんでいる。
「え！もう言っちゃったんですか…？」
「誰がわざわざ言うかよ。大体言わんでもバレバレやわ」
大吾さんは目も合わさずにホールに戻っていく。
そんなにバレバレなんかな…
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みぃ - N.Dormitory から読んでました！面白かったです！ (2019年9月6日 22時) (
レス) id: 5f0045d6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華音 | 作成日時：2019年4月7日 21時
