北山さんとyummy!な関係

＊ ページ31

「ほら、あそこっ！」






そう言って宏光さんが指差した方を見ると








「あっほんとだー！…かわいい〜」








イソギンチャクの周りに

たくさんのカクレクマノミたちが。








「宏光さんっ！！あの魚めちゃめちゃカラフルですよっ！」








「えっ嘘っ！おー、すげぇな！」








その後も2人ではしゃぎまくって

シュノーケリングをたっぷり満喫した








「はぁ〜、楽しかったぁ…」







「結構色んな魚見れたな」








「そうですね！とっても満足ですっ」








「俺も。Aちゃんのおかげかな〜」








いたずらな顔で急にそんな事言うから








「か、からかわないでくださいっ//」







私が言い返すと








「割と本気だけど、俺」







宏光さんが真面目な顔で

じーっと私を見つめてそう言った








「…へっ？」







本気・・・？

それってどういう…








私は訳が分からずキョトンとしてると







髪の毛を手でガシガシと触りながら


何か考えてる様子の宏光さん








「なんていうか…さ




そのー・・・…一目惚れしちゃったんだよね








Aちゃんに、」









「…え、」









「俺あんまそういうのしないタイプなんだけど、
Aちゃんが海見てる姿見たらなんか…」









宏光さんが言ってることを理解しきれなくて


ただ固まってる私に







「急にこんなこと…、しかも今日出会ったばっかなのにこんなこと言うのおかしいって分かってんだけど、とりあえず伝えておきたかった」








って宏光さんが困ったような顔して言うから

冗談じゃないことは私にも分かった








「あのっ、ありがとうございます！気持ち伝えて下さって」







なんて言ったらいいのか分からなかった




でも宏光さんにそう言われた時


少し嬉しいって思った自分がいた






だから






「この後、ご飯一緒に行かない？」






宏光さんのこのお誘いに







「はいっ！」







笑顔で頷いた









fin…？






ーーーーーー





こちらはえりりさんのリクエストでした！





リクエストありがとうございます！






お互い一人旅で出会っていい感じになる…







というストーリーいかがだったでしょうか？








少しドキドキが足りなかったかなぁと


思っております( ; ; )







これからもコメント蘭にてリクエスト募集中です！

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