北山さんとyummy!な関係

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「おう、また来いよー」






って北山さんが言いながら手を振り返すと







男の子がとびっきりの笑顔を見せてくれた









その様子を見て




その子のお母さんがぺこっと頭を下げたから









私と北山さんもお辞儀した









北山さんってほんとにすごいと思う






はじめて会った男の子にあんなわくわくした顔させちゃうんだもん







なにか人を惹きつけるものがあるのかなぁ








なんて思ってると









「あの子この店に初めて来てコロッケをチョイスするとかいいセンスしてるわ笑」









って北山さんがそう言った









「ふふ笑 そうですね。もう真っ先にコロッケ指差してて、可愛かったなぁ」









「ほんと癒されたー」









「…ですね」









「俺この店のこういう温かみを感じられるとこが好きなんだよねー」









「おばさんの人柄のおかげですかね」









「んー、そうだね。それもあるけど…Aちゃんも」









「えっ？」









「俺ここに来るたびAちゃんのかわいい笑顔見て、あー今日も頑張ろって思えるんだよね」









か、かわいい…？





今さらっと褒められた？








「それは初耳ですねっ」








「うん、初めて言ったもん笑」









「なんか、ありがとうございますっ…//」









急に褒められて

一気に顔の熱が上がった








そんな私を見て

ふわっと優しく微笑んだ北山さん








「あのさ、ずっと思ってたんだけど……







一緒にご飯行かない？

Aちゃんとゆっくり話したい」








突然のご飯のお誘いに


舞い上がってる私







そんな気持ちを気付かれないように









「はいっ！」








って笑顔で返事した









fin…？

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