監獄学校2

テスト当日 ページ15

もも目線


勉強やだな。


ほんとに頑張ってるんだけど何にも分かんないし。


考えたくもないよ。



テスト当日には疲れとストレスのピークがきた。





テスト……全部白紙で出しちゃった。



帰り


担任「もも、どうしたんだい？体調でも悪かった？」


もも「いや…別に。さよなら。」


担任「？はい、さよなら。」




はる「もも、何やったの？」


もも「テスト全部白紙で出した。」


はる「え？何で？」


もも「もぉ疲れたし、めんどかった。」


はる「絶対一ノ瀬さんに怒られるって！ヤバいよ！……あっ…」


もも「えっ？」


一ノ瀬「そうだな。はるちゃん大正解。先生から聞いた。また2人して逃げられたら困るから迎えにきた。」


もも「いいよ、別に何ともないから。」


一ノ瀬「もも、帰るまでは怒らないでおこうと思ってたけどやめようか？」


もも「…やだっ…」


一ノ瀬「さっ！はるちゃんも帰ろう！矢野が寂しがってたから。」


はる「はい。」



矢野「あっ、お帰り！一ノ瀬、ありがとな。」


一ノ瀬「あぁ。」


矢野「はる、テストどうだった？」


はる「完璧！矢野が教えてくれたところちゃんとできたよ！」


矢野「そっか。頑張ったな！ご褒美買いに行くか？」


はる「うん！」


矢野「じゃあ荷物置いてきな。」


はる「うん！もも、また明日ね！」


もも「うん、バイバイ。」


一ノ瀬「さ、行くぞ。」

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