部屋に戻れば死体が1匹、2匹、3匹…… ページ33
……あ、ダメだ。飲めない…どうしよう、あー…酔って来たァ…!!!!僕が周りを見ればマルコ、サチイ、エースは完璧にシャンクスに捕まっていた。
僕はその場を立ち上がればフラフラと裏の方へと逃げて行った、クソウ…男になったから大丈夫だと思ったんだけどなぁ…
？「大丈夫か？」
不意に背後から声をかけられた、僕が驚いて後ろを振り向けばそこにはベックの姿があった。
あー…一応知らない人のフリしなきゃいけないのか…。
貴方「ベン・ベックマン…。赤髪海賊団副船長か…」
ベ「俺の事を知ってくれているとはな…光栄だ白ひげ海賊団新船長、デビルキャット」
貴方「ずいぶんと僕の事も知っているようだね…。」
ベ「似てるんだ…昔俺が好きだった、女にな…。」
貴方「え？僕が好きだった女に似てる…？」
ベ「ああ…髪の色とかな。雰囲気もそっくりだ…だが、あいつは今は行方不明でな…。噂ではエースと一緒に行動していると聞いたが…エースのところにはいないみたいだしな…。」
貴方『ん？え…？それって僕の事じゃね…？；』
ベ「だが生きているだけで十分だ…。お頭もそいつの事が好きらしくてな、お頭とライバルっていうのは苦笑いしか浮かべられないな」
そう言ってベックは苦笑いを浮かべた、えー…僕ってそんなにモテるのか…？；
貴方「ま、まあ…その…女の人もどこかできっと元気にしているだろう…。」
ベ「ﾌｯ…まあ、あいつは殺しても死ななさそうだしな」
何だソレ、喜んでいいのかい？喜べないんだケド？え、殺さないでね？；怖いよこの人…
貴方「すまない…少し酒に酔ったらしい…僕は部屋に戻らせて貰うよ、シャンクスにはあまりうちの船員をいじめないようにお願いしといてくれ。」
ベ「ああ、わかった。お休み」
僕は頭を押さえながらベックの元から離れた。そして部屋に戻れば死体が3つ倒れていた。
貴方「マルコ、エース、サッチ…大丈夫か…？；」
マ「やっぱ、あいつは…タダ者じゃない、よぃ…」
サ「ひ、久しぶりに…あれだけ、飲んだ…ｚ…ｵｴｯ…」
エ「あー…アイル〜…、いっぱい、のんだじぇ〜…///」
おじさん2名死亡、エース崩壊。はい、終わってますね。というか…酒くっさっ…!!!何で僕の部屋に寝てるんだこいつら!?
貴方「勘弁しろよ…僕この匂い嫌いなのに…しかも、エースふにゃふにゃだな…。まあ、シャンクスの酒の飲み方は異常だから仕方ないか…；」
僕はため息を漏らし3人に毛布をかければ部屋を出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ｼﾗｽ - やはりこの作者は天才だ (2017年8月8日 1時) (
レス) id: 909653b36f (このIDを非表示/違反報告)
さや - 感動と最高！しか、うかばないよー！すっごいよかったです！！ ありがとうございました (2015年9月12日 0時) (レス) id: 37eb1a06a3 (このIDを非表示/違反報告)
宇尾香 - エースゥゥゥゥ！結婚しよ(´・ω・`)スミマセン。はい。とってもいい作品でした作者大好き← (2015年2月17日 16時) (レス) id: 1cff7fc6ec (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き - うう〜泣ける話しだ〜(〜д〜)アニメでもエース生きてほしかったけど、小説で生きててくれてよかった！作者サイコー (2014年9月7日 18時) (レス) id: dd4ef7a9e6 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎 - すごい!!!!!! 泣けました!!!!!! (2014年8月8日 19時) (レス) id: 298165e328 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：問題児＋普通＝私[叶汰] | 作成日時：2013年3月28日 23時
