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3話 ページ4

コンコンと扉を叩く音が聞こえる。

「入るよー」

この優しいふわふわした声はしんぺい神さんだ

「どうぞー!」

しんぺい神さんが来たって事はもうお昼頃なのか...
少し夢中になりすぎちゃったな...

しんぺい神さんは扉を開きお昼ご飯を持ったままこちらへやってくる。

「おぉ...すごいね!あともう少しで完成しそうだね!」

作りかけのぬいぐるみを見てそう言った。

「そうなの!完成したらお兄ちゃんにあげるんだ!」

お兄ちゃんにはいつもお世話になってるからお返ししないとね。

「きっと喜んでくれるよー」

雑面を通してもわかるしんぺい神さんの優しい笑顔、私はその笑顔が好き。
私もつられて一緒に笑う。

二人で笑いあっているとクゥと小さな音がなる。

「あっ...」

お腹のなる音だ。
しんぺい神さんは申し込みなさそうな笑顔になりお昼ご飯の乗ったトレーを机の上に置く。

「ごめんごめん!はい、どうぞ」

私はトレーに乗った美味しそうなご飯を食べた。
いつもとっても美味しい。

「Aちゃんは本当に美味しそうにご飯食べるよね」
「こっちまでお腹が空いてきちゃう」

優しい声色でこちらを見ながらそう言った。

「だって本当に美味しいからね〜」

こんなに美味しいご飯、誰が作ってくれてるんだろう。
私はペロリとご飯をたいらげた。
ご飯を食べた後はしばらくお話しをした。
あの本が面白かっただの、しんぺい神さんのお友達がこんなことをしてただの。
しんぺい神さんのお話しはいつも面白おかしくて好きだ。
そうこう話しているうちにしばらく時間が経った。

「あ、もう戻らなきゃ...Aちゃん、また明日ね〜」

「はい、また明日!」

手をヒラヒラと振りながらしんぺい神さんは部屋から出て行った。

「よーし、ぬいぐるみの続き始めようっと」

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毎日たこ焼き - 夢主ちゃん嫁にほしい…めちゃくちゃ可愛い…ヴッ (2021年9月11日 16時) (レス) id: d89fb8bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
宇タ(プロフ) - 12話のぺ神さんが何を言ったのか、想像できちゃったなぁ、 (2021年9月9日 17時) (レス) id: 03f7136296 (このIDを非表示/違反報告)
べたあま - 生卵の薄皮さん» いやぁ、改めて思いました生卵の薄皮さんは、やっぱり神だと言うことを! (2020年8月21日 12時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
生卵の薄皮(プロフ) - べたあまさん» いいえ!見てくれるだけでありがたいので!!! (2020年8月20日 22時) (レス) id: 0a7465c7fe (このIDを非表示/違反報告)
べたあま - 生卵の薄皮さん» すいませんんんんん!更新したのに見れなくてぇぇぇぇぇぇ!!これから毎日確認しますぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!! (2020年8月18日 13時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:生卵の薄皮 | 作成日時:2020年5月3日 0時

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