第24話 ページ24
__Eiji side
あーあ、やっちった。
今日の天気予報ちゃんと見たし、傘だって持ってきたのに。
仲良くさせてもらってる先輩と少し飲んでいる間にこの有様だ。
『運転見合わせ』とあちこちに出ている赤い文字。
記録的な大雪で、ほとんどの電車が止まっているようだった。こんなに遠くで飲むんじゃなかった。
タクシーで帰ろうにも、タクシー乗り場はすでにサラリーマンたちでごった返していて、列に並んでいる間に凍死するだろう。確実に。
「…あ、俺天才だわ」
安否確認のラインに『泊まるとこ見つけたわ〜』と送って、代わりにAとのトーク画面を開く。『大雪ですね』と送るとすぐ既読がついて、『こたつでのんびりなう』と来た。はい、決定。
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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
インターホンを連打すると、
「あああうるさいな！誰！」
勢いよくドアが開いて、すっぴんで髪を三つ編みにしたAが顔を出した。
「……え、エイジ」
「やっほー！」
「…………」
無言でドアを閉めようとするA。すかさずドアの隙間に足をねじ込んで阻止した。いや、普通こんな日に外に締め出す？本当容赦ないなこいつ。
「…ねぇ、寒い」
「…………」
「死んじゃう」
そう言うと、はあああと盛大なため息が聞こえて、ついにAが折れてドアを開けた。
「Aすっぴんじゃん」
「あーもういい追い出す。雪だるまになってろ」
「ごめんやめて俺の靴外に放り投げないで」
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季節感すみません！
10000hitありがとうございます…！
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あや(プロフ) - ぜひ！ぜひ！ぜひ！続きを！！更新待ってます！！ (2018年8月5日 22時) (
レス) id: 5116ee690c (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - ☆ルナ☆さん» あと少しですがお付き合いください！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2017年11月29日 23時) (レス) id: fd69086671 (このIDを非表示/違反報告)
☆ルナ☆(プロフ) - キュンキュン/////(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2017年11月29日 0時) (レス) id: 915f053575 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - Ｃさん» コメントありがとうございます！！これからもキュンを追求していきます…！ (2017年11月24日 18時) (レス) id: 2a7f43fe4e (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - 冬春@アバ小説更新中さん» こっちも嬉しいです…！これからもお楽しみください〜！ (2017年11月24日 17時) (レス) id: 2a7f43fe4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タバタ | 作成日時：2017年11月6日 15時
