第16話 ページ16
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カーテンの隙間から入ってきた朝日で目が覚める。気持ちのいい目覚めのはずが、頭がズキズキと痛い。
目を瞑って頭を押さえていると流れ込んできた昨晩の記憶。どこをとっても赤、赤、赤＿＿＿_。
ギギギ、と効果音がつきそうな動きでテーブルを見ると、水の入ったコップの下には『鍵はポスト』と綺麗な字で書かれた紙切れ。そして、私の体にかけられているのは黒いマフラー。
…やってしまった。
大学が休みで本当によかった。
マフラー返しに行かないと。あと粗品を用意しよう…。
マフラーを洗濯機に放り込んで急いでシャワーを浴びた。その間もずっと思い出される昨晩のこと。
あんな醜態を晒してしまったことを本当に後悔した。感謝しなきゃいけないのに、ほっといてくれたらよかったのになんて理不尽な怒りを覚えながら鏡を見ると、なんだか楽しそうな自分が映る。
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エイジとの連絡手段を持たない私は、直接家に出向くしかなかった。
急ぎで乾かしたマフラーを畳んで紙袋に入れ、駅前のデパートで買ったわりとお高めのスイーツの袋を握りしめて家を出た。
あれ以来来ていなかったアバンティーズの家。着いたはいいけど、どうやって渡そう。私がいきなり押しかけて来てエイジにマフラーを渡す、なんて他の人たちに怪しまれるに違いない。
玄関先で考えあぐねていると、
「…あ、Aじゃん」
「…どうも、昨晩ぶりです……」
現れたちょうど会いたかった人。
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遅くなりましたが、読者の皆様ほんとうにありがとうございます！
たくさんの人に見ていただけているようで嬉しいです( ；∀；)
評価、コメント、お気に入り登録ありがとうございます。まだまだお待ちしてます！
作者より。
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あや(プロフ) - ぜひ！ぜひ！ぜひ！続きを！！更新待ってます！！ (2018年8月5日 22時) (
レス) id: 5116ee690c (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - ☆ルナ☆さん» あと少しですがお付き合いください！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2017年11月29日 23時) (レス) id: fd69086671 (このIDを非表示/違反報告)
☆ルナ☆(プロフ) - キュンキュン/////(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2017年11月29日 0時) (レス) id: 915f053575 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - Ｃさん» コメントありがとうございます！！これからもキュンを追求していきます…！ (2017年11月24日 18時) (レス) id: 2a7f43fe4e (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - 冬春@アバ小説更新中さん» こっちも嬉しいです…！これからもお楽しみください〜！ (2017年11月24日 17時) (レス) id: 2a7f43fe4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タバタ | 作成日時：2017年11月6日 15時
