頼るべきもの ページ14
櫻井がそういうのは初めてで凄いいたずらっ子の顔をしていた。
A「やめておくわ。嫌な予感しかしないから。」
櫻井「えー！！残念だなあ……」
ほんとに何させようとしてのか検討もつかない。
さて、移動教室しながら考える。
まあ直接頼んでダメだったら理由を聞いて明確にすればいい。
昼休みは目安箱の設置を全員でしなきゃ。
あ、今のうちに櫻井に伝えといた方がいいか。
A「ねぇ櫻井」
櫻井「なあに会長？」
A「昼休みに目安箱を設置するから休み時間手伝って欲しいの。」
櫻井「へー……目安箱なんて設置するの？仕事増えない？」
A「増えるわよ。増えるけどやらなきゃ。生徒の為に。1年生も入ったし。頼むわよ副生徒会長。」
櫻井「はい……。」
その後はくすくす笑いながら移動教室へと向かった。
櫻井は今日も行くのかしら……？聞いても大丈夫なのかしら？プライベートに突っ込むなって言われるかも？やめとこう…。
何故？何故私は1歩が出ないのだろう。
あぁ。ダメだネガティブ思考が止まらない。
櫻井「どうしたの会長？今日の会長変だよ。いつもはもっとキリッとしてるのに。悩みなら聞くよ？」
どうしようか甘える？でも……
櫻井「まさか今更迷惑かかるかもーって思ってたりする？」
A「えっ！！？なんでわかったの？」
櫻井「やっっぱり！！会長絶対そうだと思ったよー！人には一生懸命で自分のことになると不器用だし後回しだし。相談すればいいのに。」
A「でも……くだらないよ？」
櫻井「いいよそれでも。コミュニケーションとる上で大事な会話だよ。はい。話して。」
櫻井は有無を言わせなかった。
A「えっと。今日も行ったりするのかしら？スイーツ食べに…。」
櫻井「え……？」
やってしまった。櫻井ドン引きだ。
櫻井「嘘だ。会長そんなことで悩んでたの？会長って案外普通？いや、コミュ障？
いいよ。行こうよスイーツ。今日予定大丈夫なの？みんな誘う？」
A「へ……？いいの？」
櫻井「逆にダメな理由ある？あーーもうちょっとプライベートな話かと思ったのに。」
A「でもね。櫻井」
櫻井「んー？」
A「今日バイオリンのレッスンがあってその…抜け出したくて…手伝って欲しいの。」
櫻井「待って、それは放課後話し合おう。
念入りな相談は生徒会室の相談室で、ね？」
A「そうね。休み時間じゃ流石に無理ね。」
こうして午前中はあっという間に終わった。
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るーちゃぴ(プロフ) - 楓＠悠生さん» ありがとうございます。楓様もお体に気をつけて楽しんで頂けたら幸いです。 (2021年11月15日 8時) (
レス) id: 9a982c6c49 (このIDを非表示/違反報告)
楓＠悠生(プロフ) - 初めまして、こんばんは！ 副会長の、Twitterをフォローさせて頂きました！ コロナが終息するには時間がかかるかと思いますが、お体に気をつけながら頑張ってください！応援してます！ (2021年11月14日 23時) (レス) @page33 id: 604f18d061 (このIDを非表示/違反報告)
るーちゃぴ(プロフ) - 安珠さん» ありがとうございます。頑張りますのでこれからも楽しんで頂けると幸いです。 (2021年11月10日 22時) (レス) id: 9a982c6c49 (このIDを非表示/違反報告)
安珠(プロフ) - これからも頑張ってください！ (2021年11月10日 21時) (レス) @page27 id: e6fa8237bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーちゃぴ | 作成日時：2021年11月6日 9時
