【新テニ】立海新入生はU-17でも最強王者

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平等院｢聞け、A。｣


貴｢なんです？…鳳凰先輩。｣


平等院｢この試合が終わったらお前には…Uｰ17の治療室で検査を受けてもらうぞ。｣


貴｢…はい、わかりました。まぁただの火傷ですし…すぐに治りますよ。｣


平等院｢これほどまで悪化させたのによくそんなことがいえ(貴｢それは…鳳凰先輩も同じなのでは？｣)……。｣


貴｢あなたはデューク先輩の妹さんを守って大怪我をおったのに…試合に出た。そして、見事負けた。

　僕の怪我はそれほどひどくありませんよ。それに僕は負けません。｣


平等院｢…………ﾊｯそうだったな。｣





僕は中学生の先輩方の方のベンチに座る月琉を見る。

体力を激しく消耗しているらしく…息もあがってタオルを頭からかぶっている。

それもそうだ。
僕には多くの試合経験があり、実力の差は歴然。

でもなぜこんなにまで追い詰められてしまったのか………。
実力の差があれほどあったのに…たった数ヵ月で強くなるのは…実際にあり得ない。



なぜだ？
わからない…。月琉は毎日のように格段にレベルアップしてる。

もしこのまま月琉がレベルアップを続けたら？

僕は負けるのか？

今まで圧勝していた僕が。
そんなことありはしない。






僕にとって勝つのは当たり前。



No.１の鳳凰先輩との試合でも僕は6-4で勝ってる。

なのに、どうしてタイブレイクに。








でも、結果は見えている。


貴｢勝つのは僕だ。｣

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