【新テニ】立海新入生はU-17でも最強王者

１２２ ページ28

雅火｢絶対…勝つ！！(ﾌﾞﾜｧｱｱｱｯ｣


越前｢天衣無縫の極み…。｣


雅火｢いっくぜええええ！！！うぉりゃぁあ！！｣ﾊﾟｱｱｯ


貴｢っ！？………｣




月琉の放った天衣無縫でのサーブは見事に僕の横を抜けた。

僕が２度もサービスエースを取られるなんて…
今までにそんなこと鳳凰先輩との試合のときしか無かったのに…。



審判｢ゲーム雅火！3-1！｣


･


･


審判｢ゲーム雅火！4-1！｣


･



･



審判｢ゲーム雅火！5-1！｣



ったくよぉ。
こんなに取られるなんてな…予想外だ。

こんな力を隠していたなんてね…。



雅火｢おい！A！次のゲーム取れば俺が1セット取るぜ！！｣


貴｢お前が取るとは限らないよ。｣


雅火｢寝言は寝て言うもんだぜ(ﾆｶｯ｣


貴｢月琉こそな。｣



すごいよな…月琉。

数ヵ月でこんなに強くなるなんてね。
正直ここまでとは驚きだね。




貴｢お前の進化にすごく、驚いたよ。月琉。(ﾆﾔｯ｣


雅火｢A！！俺だって伊達にアッチいってた訳じゃねぇぜ！！｣


貴｢面白い…。来い月琉。｣ﾊﾟｧﾝｯ



僕は鋭いサーブを打つ。

月琉はそれに反応してきわどいコースを狙って打ってきた。
最初に試合をしたときより格段にレベルアップしている。
短期間にこれほどの実力をつけたのは…すごいよね。



雅火｢いくぜぇ！！うぉりゃぁぁああっ！！｣ﾊﾟｧｧｧｱﾝｯ((映画のキースの気を貯めたボール


貴｢っ！？…ｸｯ。｣




ｶﾗﾝｶﾗﾝｯ

僕のラケットが弾かれた…っ。

あんな気を貯めたボールを打つなんて…。あいつどこまで…。




雅火｢まだまだいくぜぇ！！！｣








審判｢ゲームセット！雅火！6-1！｣


雅火｢うおっしゃぁぁあ！！！！！｣


幸村｢Aに１ゲームしか取らせないなんて…。月琉。｣


雅火｢ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…ﾊｧｯ！A！No.０は俺がもらってやる！｣


貴｢そんな体で言うのか…？月琉、お前は本当に強いよな。

　だけど、お前は何も分かっていない。僕の力を。｣


雅火｢！？｣

１２３→←１２１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す