４５話 ページ46
『今回の件、IOTテロかもしれないの。去年の羽場二三一の件が絡んでいる可能性があるから、もう一度そこを洗って…』
私が話していると零がキツく私を抱きしめて言った。
降「A、本当にごめん。あんな酷いことしたのに。許してくれ」
『謝ることじゃないよ。ただ少し悲しかったけどね。さっ、顔上げて？公安のエースがみっともないわ？笑』
私が皮肉めいたように言うと零はすぐにいつもと同じようになって調子に乗るなよ？と冗談まじりで言ってきた。
降「羽場の件か。また随分懐かしい案件だ。」
『こっちでもなるべく早めに調べるから、そのことは気にしないで？日下部検事に気をつけて。』
それから少し経った。
犯人はやはり日下部検事だった。
私はたまたま警察庁から帰ろうと外に出た。
やっと杖一本で歩けるようになったのでリハビリを兼ねて少し歩こうとしていた所に零とコナンくんが日下部検事を追ってこちらに走って来ていた。
降「A、逃げろ！」
そう言われてからは一瞬だった。
日下部検事は私の杖を奪い怪我をしている方に思いっきり杖で殴りかかってきた。
私は何が起きたのか分からなかったが、今までにないくらいの痛みを覚えた。
痛みが強すぎてそこからのことはよく覚えていないがどうやら気を失って病院に運ばれたらしい。
目を覚ました時には、零がとても暗い表情で私を見つめていた。
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Mal(プロフ) - ありがとうございます！すみません単純に打ち間違いです。ご指摘ありがとうございます！ (2020年1月1日 9時) (
レス) id: 760fe6071b (このIDを非表示/違反報告)
チロル - すごく面白いです。44、45話が抜けているのはなぜですか？ (2020年1月1日 1時) (レス) id: b05fec9f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mal | 作成日時：2019年3月11日 20時
