公安のエースカップル【降谷零】

２６話 ページ27

赤「キール、水無伶奈を知っているな？」

『えぇ、はい』

赤「彼女が少し前まで杯戸中央病院に入院していた事は？」

『それは初耳です』

赤「水無伶奈が事故を起こして、杯戸中央病院に入院していたんだ。彼女が組織の信用を取り戻すために俺を殺したフリをしたんだ。組織の情報をFBIに渡すと、交換条件で。そして、それらの策を全て授けてくれたのはこのボウヤだ。」

『え、あの。それってキールに裏切られません？こっちは仮にも捕まえる側ですよ？それから、こんなちっちゃな子が？赤井さんどうしたんですか？ついにロリコンですか？』

赤「それは心配ない。水無伶奈、本名は本堂瑛海。彼女はCIAの諜報員だ。俺はロリコンじゃないぞ。このボウヤには本当に驚かされるよ。このボウヤは我々の味方だ。」

でしょうね。
この子は工藤新一くんだもんね。
向こう側の人間だったらむしろツッコミを入れるしかなかったよ
ロリコンはスルーなんだ。

赤「俺はロリコンじゃないから安心しろ。俺は外では沖矢昴として生活するから、頼んだぞ？」

『分かりました。それで、私に頼みって何ですか？まさか、沖矢昴で通す事を頼むためだけに呼んだわけじゃないですよね？』

赤「あぁ。本題はここからだ。」

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