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18話 ページ19

医「これ、処方箋です。解熱剤と咳止め出しておきました。下で貰えますよ」

降「ありがとうございます。A、立てるか?」

『だいじょぶ…わっ』

まだ少し目眩がして転びそうになったところを零が受け止めてくれた

降「危なっ、まだ目眩するのか?」

『少し…』

降「なら先に言え」

すると足が地面から離れた。
いわゆるお姫様抱っこというやつだ

『ちょっと!』

零は黙ったまま私を車まで運んだ

降「薬貰ってくるから待ってろ」

薬を貰って戻ってくるとAは寝ていた
家に着いても寝ていたのでそのまま抱えてベッドに寝かせた
起きた時用にお粥を作り、薬を置いて組織の任務へと向かった

『んぅ、れい?』

起きるとそこには零の姿はなかった。
風邪を引くと人肌が恋しいと言うのは本当なのか、寂しくなって悲しくなった

『ぐずっ、れいぃ。かえ、って、きてよぉ』

ぐずぐずと泣き続け気付いたらまた寝てしまった

家に戻ってくると、お粥は少し手が付けられていた。
薬は飲んでないのか…
Aの顔を覗き込むと泣いたような跡があった
泣いたのか?
おでこを触るとかなり熱が上がっていた
やはり、泣いたのか。かなり熱が高くなっている。
薄っすらと額に汗もかいている

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Mal(プロフ) - ありがとうございます!すみません単純に打ち間違いです。ご指摘ありがとうございます! (2020年1月1日 9時) (レス) id: 760fe6071b (このIDを非表示/違反報告)
チロル - すごく面白いです。44、45話が抜けているのはなぜですか? (2020年1月1日 1時) (レス) id: b05fec9f98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mal | 作成日時:2019年3月11日 20時

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