えいとパパ子育て日記 2

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『ぱぱ！みて！』

『ん？おーすごい山できてるやん！章大やるなぁ』

『一人でもできたよ^ ^』

黙々と章大は何してるんかと思ったら、結構大きい砂山が出来てた。
すると、たぁくんが興味津々で砂山に近付いてった。

嫌な予感は的中するもの。。。(笑)

たぁくんの触ったところが少し緩かったのか、砂山が見事に崩れてしまった。

『あー！』

『せっかくしょうたつくったのに！もうたぁくんなんてきらいやっ！』

章大はたぁくんを力一杯押してたぁくんが尻餅ついてしもうた。それに尻餅ついた手が砂場の縁の石にぶつかって擦りむけて手のひらが血だらけ。

『うわぁぁんっ、いだいよぉ(泣)』

『たぁくん大丈夫か？！』

『いだいっ(泣)しょうちゃんのばか！(泣)』

『章大！押しちゃあかんやろ！たぁくん怪我したんやで？』

『たぁくんがお山こわすからわるいの！！』

『それより、たぁくん手って洗い行こうなぁ』

砂場の先の方に水道があるからそこに行ってたぁくんの手のひらを水で流す。

『いたい、、ヒック、、グズッ(泣)』

『痛いなぁ、綺麗にしとこうなぁ。』

水で流したら、たぁくんのお友達のお母さんがくれた絆創膏を貼ってあげた。

『だっこぉ！(泣)』

『はいはい。』

グズグズたぁくんをだっこして、背中をポンポンしてると。たぁくんの小さな寝息。
遊び疲れと泣き疲れと、たぁくんも眠たかったんやろうな(笑)汗で張り付いた前髪を横に流してやる。

横目で砂場の方も見ると章大の小さな背中が震えている。多分悪いことやったのはわかってるんやと思う。ほんまは優しい子やからな。

そんな姿が急に愛おしく見えて、たぁくんを起こさないようにベンチに寝せ章大のいる方に向かう。

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