えいとパパ子育て日記 2

2 ページ17

すぐにお迎えの時間はやってきて仕事終わりに幼稚園に向かう。

『横山ですけど〜』

『あ！はい、信五君と章大くんのお父さんですね！読んできます！』

『おとんっ！』『ぱぱぁ！』

『帰ろうなぁ！ありがとうございました。』

先生に挨拶をして、歩いて帰っていると、信五が今日あったことを話してくれた。


『きょうなひらがなのおべんきょうしてん！』

『えーすごいなぁ』

『しんごななまえかけるねんで！』

『流石おとんの子供やなぁ』

『あとなっ！』

信五が話そうとした時、あの声は章大の泣き声。
後ろを振り向くとやっぱり章大。


『うわぁあん、ぱぱぁつかれた(泣)』

『歩かな帰られへんで〜、パパも信五も頑張って歩いてるけど』

『あるかれへんもんっ！だっこぉ(泣)』

『もぅ、、、よいしょっ』


章大を抱っこして歩く。ほんま俺って甘いねん。
そんな可愛い顔で泣かれたら心を鬼にせん限りなんでもやってしまうわ。ご希望通り今もイヤイヤ王子を抱っこ中。


家に到着。手洗いうがいをさせたら、制服から部屋着に着替えさせる。
そのままやったらシワになってしまうからな。


『信五はもう着替えれるな？』

『うん、できるよ』

『章大、こっちおいでお着替えすんで。』

『いや！しょうちゃんもじぶんでする！』

また始まったイヤイヤ王子。自分でできへんのに自分でしたがる年頃。どうせできんで泣いて結局俺にしてもらうってパターンやねん。

3→←横山パパ 【紫緒様リクエスト】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す