近づきたい、あなたに 。 【青】

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数分後


個室の襖が開いた








宮舘「ごめんね、いつもいつも」


『ううん、もう慣れっこ。
私もいつも呼んじゃってごめん』








翔太の幼馴染の宮舘涼太


私のずっと一緒にいる友達だ


まぁ、幼馴染と言っても


過言ではないが


涼太とは小学校から大学までずっと一緒


翔太とは


高校の時に涼太の


幼馴染だと紹介された







宮舘「あらら、いつも以上に潰れてる」


『やめなって言ったんだけど…』


宮舘「まぁ、言うこと聞かないから笑」







そういいながら、


潰れた翔太を抱えた


私が連れて帰っても


いいのだが


それこそ大変な


ことになってしまう


かもしれないと


涼太に言われたので


なんかあったら呼んで？


と言ってくれたので


甘えさせてもらっている








『送ってくよ』


宮舘「なんかいつもごめんね」


『お互い様だからいいよ笑』








涼太は


免許を持っていないから


帰りは私が送るという


毎度この流れだ


わざわざ電車に乗って


来てくれるのだから


これくらいはする








『あ、お会計』


宮舘「あぁ、払っといたから大丈夫」


『え、』


宮舘「安心して。
翔太の財布から抜き取ったから笑」


『じゃあ、いっか笑』








ごちそうさま、と


店主に伝え


車に乗った

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