9.Fside ページ9
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冷静を装い過ぎて、素っ気ない返事をしてしまった俺。
北山も、そうじゃなくて…ってテンパってるし。
…なんなんだよもう!
期待させてんじゃねーよ…。
そして、そんな彼から発せられた次の言葉を理解するのに、俺の脳みそは数分程かかった…。
「俺、奢るからさ…一緒に焼肉行こうぜ!!!」
………。
…………。
……………へ?
イッショニ ヤキニク イコウゼ…?
すげーチャラくて昭和臭くて、それに加えてキラキラ眩しい笑顔で発した貴方の言葉の相手は、俺であってる…?
…念のため周りを見渡したけど、そこには誰もいなかった。
あぁ…神様女神様、俺にチャンスをくださったんですね…。
どうしよう、状況を理解して段々言ってる意味が分かってきたら、なんだか泣きそうになってきた。
返事はもちろんオーケー。
その後は、そのまま予定を立ててすくに解散。
明日が楽しみだ。
夢にまでみた北山と行く焼肉。
絶対その気にしてみせるから待ってろよ、北山。
…ゴホンっ、それでは、キング藤ヶ谷始動します!!!
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作者名:ま き ぽ よ | 作成日時:2015年9月26日 23時